愛せる服はヘビロテするでしょ?
私は服が大好きです。小さい頃からファッション雑誌を読み漁り、流行りを追っかけては限定グッズに価値を感じお金をかけてきた自負があります。いろんな服を手に入れて身につけてきたからこそ最近感じていることがあります。
手入れがラクな服ってすごくいい
いくらファッション性に優れていても、いくらお金をかけて買ったものだとしても手入れが面倒だと使用頻度はガクンと落ちたりしませんか?お気に入りと思っていながら全然着てない服はあなたの中での位置付けはこうなります。
「手入れが面倒なので正直着るのが億劫なんです。でも高かったし、思い出なんで捨てられず申し訳程度にたまに着ています」
ミニマリストしぶさんもおっしゃってましたが、「いくらオシャレでも手間のかかる服は愛せない」ということが自分の中で腑に落ちました。
よく着る服の条件とは?
あれこれ服を揃えていくと私の場合、だいたい着るパターンが決まって行きます。レギュラー入りするのは着回しがいいもの。そしてレギュラー落ちするのは手間の掛かるもの。これで着る服と着ない服に別れてしまいます。だったら少数精鋭のレギュラーだけにしてしまった方がいいんじゃないかというのがミニマリストの発想です。
おしゃれで着回ししやすいのは大前提としてその中で手入れがラクな服のみにしていこうというのが狙いです。
手入れがラクな服ってなに?
私の中での「手入れがラクな服」の3つのポイントは次の通りです。
1 すぐ乾く
2 丈夫
3 シワになりにくい
洗濯が苦手が私としては、1番の「すぐ乾く」ってのはとても助かります。たとえば、Aという服が夜に洗って干したら朝には乾いてるとしたら他に着ていく服を用意する必要がなくなり、ミニマル化できます。
2番の「丈夫」というのも何度着ても劣化しにくいという安心感があれば、毎日でも身につけれます。
3番の「シワになりにくい」というのは、アイロンをかける時間が不要になるのと、何度も着回しができるということです。
たとえば、毎日でも着たいと思ってる服が、全くシワにならず、丈夫で、もし洗ってもすぐ乾きますーというものだったらどうで思うでしょうか。
めちゃくちゃよくない??
簡単には見つからないかもしれませんが、気合い入れて探してみる価値はありそうですよね。
下着を同じ種類で揃えてみた
ミニマリストは服を選ぶ時間、買ったり選んだりする時間やそもそもあれこれ悩むストレスから解放されるために、下着類は全て同じ種類で揃えています。
私もマネしてみました。
ポイントは
1 どこでも買える”流通性”
2 飽きない”シンプルさ”
3 十分な”機能性”
4 洗濯がラク
5 かさばらない
というわけで、まずもともと好きだったこともあり、下着は無印良品で揃えてみました。
・肌着のTシャツ(グレー)・・・5枚
・ボクサーパンツ(黒)・・・3枚
・靴下(黒)・・・6足
着るときも全部一緒だからそもそも選ぶという概念がないのがいいなと思いました。
洗濯するときも色が揃っていてなんとなくスッキリします。
なにより靴下を洗濯するとき相方を探さなくてもいいというのが1番のストレスフリーです。
穴が開いたりして買い足すときも買う物が決まっているのでムダな買い物せず、時間と出費が最適化されているなと感じています。
最近のお気に入り
「ヒートテックは劣化しやすいのでヘビーローテすると1シーズンで買い換えることになる。本格的な登山用のインナーは高いけど3シーズンは持つので長期的にコスパがいい。」という記事を読んで、確かめるために実践してみようと思いあれこれアウトドアブランドのインナーを試してみました。そしていま落ち着いたのがこちら!
モンベルのジオライン
本格的な登山用品ということもあり機能性もバッチリ。オススメポイントを並べてみました。
・薄くても暖かいので冬でも細身のシルエットのファッションに最適
・汗をかいても逃してくれるので、汗で体が冷えることがない、汗臭くならない
・洗濯しても30分で乾く
・ものすごく丈夫(ただいま3シーズン目突入)
とても手入れがラクでずっと着ています。というか愛してます。大好きな服に出会えたことに感謝です。
人生は”積み上げ”ではなく”積み減らし”だ
ミニマリストはお気に入りのコーディネートを複数セット持ち、毎日同じ服装にしている方もいます。まわりの目を気にせず”これが制服ですが何か?”といわんばかりのストレスフリー状態に憧れています。究極にシンプルですごいなと思いますが、私は服を減らしまくってもまだ3セットも所有しております。まだまだだなと思いながらも自分の成長と自由なことが増えていく感覚がたまらなく楽しいのが正直なところです。
毎日の生活の中で「何か減らせないかな?」と考えるクセがついてきました。ミニマリストしぶさんの著書でも紹介されていましたが、芸術家の岡本太郎さんの「人生は”積み上げ”ではなく”積み減らし”だ」という言葉がなんとなく理解できるようになりました。
「何かを所有すると得られる」のではなく、「何かを手放すから得られる」という体感がありすぎてこれからが本当に楽しみでしかたありません。