日常生活の中で、身体にいいものや、環境にいいものを身に着けたい。だけど、やっぱり「かわいい」も欲しい! そんな方におすすめなのは、オーガニックコットンやシルクなどの天然素材を使い、伝統的な草木染めした生地を使いながらも、ポップでキュートな下着を取り扱う「Liv:ra(リブラ)」! 「Liv:ra(リブラ)」は、日本生まれの、エシカルランジェリーブランドです。
エシカルランジェリー「Liv:ra(リブラ)」
「Liv:ra(リブラ)」は2013年に小森優美氏によって設立されたブランドです。もともとファストファッション通販会社を立ち上げ運営していた小森氏が、売上だけを追いかける企業の在り方に疑問を持ち、自然や人、地球と調和したファッションのあり方を模索した結果、生まれました。きっかけは、東日本大震災を経験したことによる価値観の変化。海外から商品を大量に安く仕入れ、日本で販売する心のこもっていない商売から、生産者の顔が見え、自分がよいと思ったものを販売する商売がしたい、と思うようになったそうです。
ブランド名の「Liv:ra(リブラ)」は、他者とのバランスを整える星座である「てんびん座」を表す「libra」のbをvに変え、生きるという意味の「live」をいれた造語。ファッションで生き方のバランスをとる、という意味が含まれているそうです。
「Liv:ra(リブラ)」の良いところ
オーガニックやシルクはナチュラルな製品が多いですが、「Liv:ra(リブラ)」の商品は天然素材を使いながらもとってもカラフル。着てワクワクするような商品を生み出している「Liv:ra(リブラ)」の良いところをご紹介します。
天然のエネルギーを身に着ける!伝統技法「草木染め」
まず、「Liv:ra(リブラ)」のこだわりは、日本の伝統技術である「草木染め」を生かした製品づくり。ピンクやオレンジ色の色に染まる「茜染め」は血行促進に、イエローに染まる「マリーゴールド染め」は排毒や血液促進に、パープルに染まる「ログウッド染め」は邪気払いに、それぞれ効果があると言われています。元来、日本では、抗菌や排毒のために藍を身に着けていました。植物の力借りて、四季を健康的に過ごすような生き方は、昔はみんなやってきたことなんですよね。
「Liv:ra(リブラ)」は京都の「新万葉染め」という技術を使用しています。色落ちしにくい技術を使いながらも、定着剤は身体に優しい素材を使用し、地球へのこだわり・使用するユーザーへの肌へのこだわりなどが意識されています。また、職人さんが1点1点、丁寧に手染めしていることもポイントです。
このように、リブラは伝統技法を使い、植物からのエネルギーを借りながらも、身に着ける人がワクワクするようなポップでキュートな商品を作っているのです。
環境にも良い素材【オーガニックコットン・シルク】
次のこだわりは、素材。「Liv:ra(リブラ)」で使われている、特にこだわりの素材は「オーガニックコットン」と「シルク」です。農薬や肥料の厳格な条件をクリアして育てられたコットンは、紡績から縫製までのすべての工程において環境配慮や人権など社会的な規範を守って作られたもののみ「オーガニックコットン」と認められています。オーガニックコットンを育て、それを使った商品づくりをしていることこそ、環境配慮や人権保護につながっています。一方の、「シルク」は通気性・吸湿性に優れており、夏は涼しく、冬は暖かい、どちらの時期にも使える生地です。先人たちの知恵を借りながら、環境にも配慮した素材を使っているのが特徴です。
さらに愛着がわく仕組み!染め直しで長く使える♪
また、「Liv:ra(リブラ)」の商品は、色が落ちてきたら、自分で染め直すことができます。染めること自体は難しくなく、約11分で染め直しできるそうです。自分で染めることで、さらに愛着もわきますし、商品を大事にしようと思いますよね。これも一つの環境配慮です。
「Liv:ra(リブラ)」のおすすめ商品
色鮮やかでキュートな草木染め。体にもいい商品のLiv:ra(リブラ)おすすめの商品をご紹介します。
シルク100%の「アンダーウエア」
シルク100%のニット素材にデザインレースのブラは、ノンワイヤーで締め付けがなく、らくちんに身に着けられます。色鮮やかな草木染めで染められ、染色に使われる植物の効果・効能で選ぶもよし、色味で選ぶもよし!また、 同じ素材・染色のショーツもあり、同じ色で揃えることもできますし、違う色合いを組み合わせて着てもとても可愛いです。
シーズンによって、ワンピースやTシャツなども販売されています。チェックしてみてくださいね。
身に着けるなら環境にも身体にも優しいものを
今回紹介した、「Liv:ra(リブラ)」は、植物の力や伝統文化を生かした、エシカルな商品づくりをしています。着ることが社会貢献になり、身体にも優しい。それでいて、着ている人がワクワクしたり、元気になるような商品は、地球環境も自分の好みもどちらも満たしたい方にピッタリです。せっかく身に着けるなら、環境にも身体にも優しいものがいいですよね。自分にも環境にもちょっといい選択ができるこちらのブランド、商品を選ぶときの選択肢の1つにしていただけたら嬉しいです。
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