一口食べれば甘さが口いっぱいに広がる幸せの味。みなさん、アイスクリームは好きですか? 今回紹介するブランドは、広がる青空と牧草の緑、そこに描かれる牛が印象的なパッケージのアイスクリームブランド。 美味しく食べて社会貢献ができる、アメリカ生まれの「ベンアンドジェリーズ」をご紹介します。
アメリカ生まれの自然派アイスクリーム「ベンアンドジェリーズ」
「ベンアンドジェリーズ」は、1978年にブランド名にもなっているベンとジェリーによって作られた、アメリカ生まれのアイスクリームショップです。世界で24か国に展開しており、日本では現在「ららぽーと豊洲」に店舗があります。カップアイスは一部コンビニなどで取り扱いがあります。ほかにも、ベンアンドジェリーズと飲食店がコラボをして際にメニューとして食べることができたりしますよ。
「ベンアンドジェリーズ」の信念は、「Peace Love & Ice cream (平和、愛、アイスクリーム)」 !「ベンアンドジェリーズ」のアイスクリーム作りには、素材の仕入れ、製造、販売のどの点においても、たくさんの愛が溢れています。次の章で詳しく説明していきます。
「ベンアンドジェリーズ」の良いところ
アイスクリームを通じて、平和と平等を育てている「ベンアンドジェリーズ」。3つのおすすめポイントをご紹介します。
ほぼすべての素材がフェアトレード認証
「ベンアンドジェリーズ」の理念は、「ビジネスにはそこで得たものを社会に還元する責任がある」という、「共存共栄」を掲げています。そのため、生産者と企業がフェアであるべきで、だからこそ製造に必要な素材をフェアトレード認証商品に変更しました。「国際フェアトレード認証」を受けた砂糖、ココア、バニラ、コーヒー、バナナの5つの原材料を使用して商品づくりをしています。
人や人を取り巻く環境をよりよく改善
「ベンアンドジェリーズ」は牛乳や卵、ブラウニーなどにおいても、こだわりの素材を使っています。例えば、すべてのベースとなる牛乳。「ベンアンドジェリーズ」は「共存共栄」の理念通り、酪農家やそこで飼っている牛に対してもフェアです。牛を育てる環境を整備したり、農場の財務管理を見直したり、素材を提供する人やその周りの環境をよりよくなるように整えています。
他にも、人気のアイスクリームに使われるブラウニー。こちらは、低所得者層の仕事と訓練の場として作られた「グレイストンベーカリー」と契約し、商品を仕入れています。大口の契約者になることによって、雇用創出の一助にもなっています。
環境を大切にする
「ベンアンドジェリーズ」の大切にしていることは人や人を取り巻く環境だけでなく、自然にまで広がります。「ベンアンドジェリーズ」で使用しているパッケージは、森林管理協議会の認証を受けており、環境にやさしい素材を使っています。また、商品を作るときにでる廃棄物を利用し、新たなエネルギーを生み出し、環境への影響を少なくしたり、なるべく二酸化炭素を出さないようにしたりと、毎年環境を大切にするために改善しています。
「ベンアンドジェリーズ」おすすめ商品
人にも、環境にも、取引先にも、牛にも優しいブランドの「ベンアンドジェリーズ」。たくさんのフレーバーがありますが、その中で筆者のおすすめをご紹介します。
定番!「チョコレートファッジブラウニー
先ほどご紹介した、「グレイストンベーカーリー」から仕入れたブラウニーをふんだんに使って作られた商品です。美味しいと評判のこちらのアイス、ぜひ食べてみてください!
最後に
社会のために何ができるか、常に考えている「ベンアンドジェリーズ」。アイススクリームにしては価格が少しお高めですが、その分、原料やその原料を作る人・環境にまでこだわっています。自分も食べて幸せ、その素材を作った人たちも幸せ。気軽に食べて、美味しく食べて社会貢献してみませんか?
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