『スパイスカレー』と聞くとどんなイメージがありますか?
・本格的でおいしい!
・でも時間と手間がかかるんじゃない?
・スパイスがいろいろあって作るのむずかしそうだなー
まとめるとおいしいけど作るのたいへん!
こんな風に思ってる方、多いんじゃないでしょうか?私もそう思っていました。ところが東大院生の印度カリー子さんの著書『私でもスパイスカレー作れました!』を読んだらこう思いました。
スパイスカレーって30分で作れてしかも健康食じゃん!?
スパイスカレーにつまった魅力を、今回はご紹介いたします。
スパイスカレーはいわゆる家庭のカレーとはぜんぜんちがった!
スパイスカレーってそもそもなんなの?という方に解説します。
カレーは欧風カレーとインドカレーに大別されます。スパイスカレーはインドカレーのことです。
それぞれの特徴は、
欧風カレー
・ルーから作る、小麦粉が入ってる、煮込み料理のため時間がかかる
インドカレー
・スパイスから作る、小麦粉が使われない、炒め料理のため短時間でも作れる
いわゆる家庭で食べるカレーは欧風カレーです。なのでスパイスカレーとは今まで思っているカレーライスとは全く別なものなのです。そこからなぜ私がそこまでスパイスカレーにハマって、おすすめな理由についてご紹介します。
簡単に作れる〜30分、スパイスも3種類でOK〜
カレーって時間をかけるイメージってあると思いますが、それって煮込むからなんです。ですが、スパイスカレーは炒め料理なので短時間で作れちゃいます。
たまねぎを刻んで、にんにく、しょうがと一緒に炒めて10分、トマトを入れて5分、具材とスパイス入れて3分、水入れて10分。
なんだかんだで30分で済んじゃうんですよ、これが!
にんにく、しょうがはチューブでもOKだし、トマトは缶詰でOKです。仕事が忙しい人でもとり肉などのメインの具材とたまねぎだけ買って変えれば30分でできちゃうということです。
持っておくスパイスもひとまず3種類だけあればOK!
・クミン
・コリアンダー
・ターメリック
2人前でそれぞれ小さじ1杯ずつ、塩気と辛さは、塩とチリパウダーで好みに調整、ほんとこれだけ!
パパッと簡単に本格的なスパイスカレーを作れちゃうと男性の胃袋をガッチリつかめることまちがいなしです。
添加物少なめ、グルテンフリー・ビーガンの方へもおすすめ
健康志向の方には朗報です。スパイスカレーが健康食として注目されているのをご存知でしょうか?
ルーを使わないことで、食品添加物を軽減することができます。基本的にスパイスは原材料を乾燥させたものなので添加物を含みません。
またスパイスカレーは小麦粉を使わないためサラサラとした感じになります。糖質、特にグルテンを気にされる方は注目ですね。
カレーは脂質やカロリーが多めというイメージを持たれることが多いですが、スパイスカレーは低脂質・低カロリーに作ることもできるのでカロリーを気にする女性におすすめです。
炒める油を少なくし、油の出やすい牛や豚の肉を避けることで、1人あたり小さじ1杯分のサラダ油くらいに抑えられます。
さらにはたまねぎ、トマト、にんにく、しょうが、スパイス各種は植物性ですし、オーガニックのものも選べます。主役の食材にも植物をメインに選ぶことで、ビーガン食としても対応できます。
スパイスカレーは特徴として、
・添加物少なめ
・グルテンフリー
でありさらに、作り方によっては、
・オーガニック料理
・ビーガン料理
もラクラク作れちゃいます!
豊富にアレンジできて毎日楽しめる
スパイスカレーは3つの要素の組み合わせです。
1 ベース・・・たまねぎ・トマトを炒め、スパイスと合わせたペースト状のもの
2 スープ・・・水・牛乳・ヨーグルト・ココナッツミルク・生クリームなどさっぱりorこってりを選べる
3 主役・・・基本的に1品(とり肉→チキンカレー、ひき肉→キーマカレー、野菜カレーなど)
この3つの組み合わせで無限にアレンジできます。日本のみそ汁とノリは同じだと思ってください。
主役の食材に合わせて出汁や味噌をアレンジしますよね、あんな感じです。スパイスやスープは主役を引き立てるための脇役にすぎません。主役が毎日入れ替わるからこそ飽きずに毎日食べられるんですね。
カンタン・健康・毎日食べられるスパイスカレーをお家でぜひ
30分で作れますし、材料もそんなに揃えなくても良さそうです。
添加物少なめでグルテンフリー、作り方次第で油も少なめ、野菜中心、オーガニック中心にもできます。さらにアレンジによってパターンを豊富に作り出せるので毎日飽きずに食べられます。
知識をつけていけば料理自体も楽しくなってきますし、キャンプや飲み会などでいざという機会に作れたらみんなから一目置かれること間違いなしです。
スパイスカレーを楽しんで、体も大事にしながら、刺激的な日常を作り上げましょう。