地震や台風などの自然災害に備えた「非常食」、自宅に常備していますか?
近年、豪雨・台風など自然災害が各地で起きており、自分の近くでもいつ起きるかわからないため、非常時のために備えておくに越したことはありませんよね。
非常食といえば、乾パンや缶詰を思い浮かべますよね。パサパサしてて地味なイメージを持つ方もおられると思いますが、最近はバラエティに富んでいてオーガニックなものまであるんです。
パッケージもおしゃれで可愛い!非常時でなくても思わず食べてしまいそうになるものもあります。
いつか食べるものなら、こだわりの食材を使っていて自分が食べたいものを常備しておきたい。
そんな方へ、今回は非常食の備え方やおすすめの保存食を紹介します。
非常食と保存食は何がちがうの?
一見、同じようなニュアンスに聞こえるかもしれない非常食と保存食。
ここでは簡単に違いを紹介します。
非常食は、常温で長期保存ができ、災害時など食料の供給が困難な時やガスが電気が止まっている時に適したものです。調理の手間がなく、常温で保存でき、かつ栄養面・カロリー面などのバランスが考えられています。
保存食は、塩漬けや乾燥、燻製、発酵、煮るなどによって防腐・加工処理によって長期保存ができるようになったものです。非常食が開発される前からあり、冬や乾期など食べ物が確保が難しい状況を考え生活の知恵から生まれたものです。
保存食は緊急時や災害時などの非常食の役割をはたすこともできるため、最近注目されています。
非常食は最低3日分備蓄しよう
大きな災害が起きた際、電気・ガス・水道・通信・交通などのライフラインが復旧するまでには一般的に3日間と言われています。
ですので、非常食は最低3日分備蓄しておくと良いと言われてます。
でも、いざというときのために自宅で備蓄していても久しぶりにチェックしたら「消費期限が切れてる!」というときはありませんか?
そんな方は「ローリングストック法」といい、レトルト食品や缶詰など一般的な保存食を少し多めに買い置きしておき、順次消費しながら一定の非常食を確保するのがおすすめです。
消費しながら備蓄することで、鮮度を保ちながら食べることができます。
こだわりの食材を使っている美味しい保存食5選
いまはオーガニックなものやヴィーガンなものもあり、おまけにパッケージがかわいくおしゃれなものもあります。
ここではそんなおすすめの保存食を5つ紹介します。
IZAMESHIの「ごはん」
出典:IZAMESHI HP
長期保存食として開発されたブランド「IZAMESHI」さん。ごはん・麺などの主食や肉・魚などのおかず、デザートまで豊富なラインナップで災害時に備えた長期保存食があります。
なかでも「ごはん」は国内のアレルゲン(28品目対象)フリーの工場で生産されており、お湯や水を注ぐだけで食べられる状態に。炊き込みご飯など、いくつかレパートリーで備蓄しておくと違う味のご飯が食べられるのでいいですね!
BIO KINGの「オーガニックグラノーラ」
オーストリアで初めてオーガニックのミューズリーを開発し、オーガニックにこだわった商品を作り続ける老舗メーカーの「BIO KING」さん。
オーガニック素材100%の「グラノーラ」は有機JAS認定商品です。食物繊維やビタミンなどの栄養素をバランス良くとりながら食べられます。
Patagoniaのビーガンスープ
出典:Patagonia HP
アウトドア・アパレル企業である「Patagonia」さん。地球に優しくオーガニックな持続可能な食品も提案しています。
オーガニックの材料で作られた「ビーガンスープ」のシリーズはお湯に入れて合計10分で完成し、栄養バランスが豊富で満腹感も得られます。
スープの他にも開けたらすぐに食べられる骨なしサーモンやさば缶などの非常食もあります。
OCEAN & TERREの「缶入りデニッシュパン」
出典:PIARY HP
結婚式用の素敵なギフトが選べる「OCEAN & TERRE」さん。そのラインナップのなかには長期保存可能な「缶入りデニッシュパン」もあり常備食としても魅力的です。
ほっとする優しい甘さで、しっとり、ふっくらとした食感でリッチミルク・チョコレート・メープルの3種類あります。
缶はリビングやキッチンにそのまま置いていても保存食とは思えないデザインでおしゃれ。期限が近づいてきたら、朝食やおやつにしてもおすすめです。
セイエンタプライズのサバイバルフーズ
出典:セイエンタプライズHP
合成保存料を不使用で賞味期限は製造からなんと25年間!「セイエンタプライズ」さんの「サバイバルフーズ」は買い替えの頻度が少ないため長期的にみると手間が少なくお財布に優しいです。
また、メイドインジャパンにこだわっており、商品はシチューや雑炊、クラッカーがあります。特別な加工により、調理したときの美味しさがそのまま楽しめます。
買ったその日から食べたくなる保存食を非常食として備蓄しよう
おしゃれな上においしい非常食にもなる保存食はたくさんあります。探してみると、非常時じゃなくても普段のおかずにしたいくらいのレベルのものも。
さまざまな商品がありますが、備蓄するときは、ご飯などの炭水化物だけではなく、肉や魚、野菜など、栄養面を考えてバランスよく備えておくようにしましょう。
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