もうすぐ梅雨がやってきますね。
雨ばかりで嫌という方もいるかと思いますが、だからこそ足を運びたくなるスポットがあります。色鮮やかなあじさいが美しくならぶ『鎌倉』です。
涼しげでいて盛大に花開くあじさいは、雨に濡れることでより一層美しく咲き誇ります。
風情ある景色のなかに身をとうじて癒されるもよし!
カラフルなあじさいを写真に収めるもよし!
あじさいを口実に鎌倉のおしゃれカフェを巡るのもよし!
6月の空を見上げて、「あ、雨だ!鎌倉へいこう!」となるような、すてきなあじさい巡りのスポット5選をご紹介します。
1.報国寺(ほうこくじ)
鎌倉駅から少し離れた場所に位置する報国寺。
ここは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」という旅行ガイドで、鎌倉エリアではたった2箇所しか得ていない三つ星評価(★★★:わざわざ旅行する価値がある)のうちのひとつです。
報国寺の本堂裏には、青々としげる「竹の庭」が広がり、心が洗われるような非日常空間を味わうことができます。あじさいの数はそう多くはありませんが、竹の深い緑とあじさいの鮮やかな色味が、なんとも言えない美しさを醸し出しています。
竹林を散策しながら、ほっとひといき茶席で抹茶を堪能するのも風情があっておすすめです。
<参拝情報>
報国寺(ほうこくじ)
住所 :神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
時間 :9:00〜16:00
拝観料 :300円
アクセス:JR鎌倉駅 タクシー約7分
2.長谷寺(はせでら)
鎌倉を代表する観光スポットの長谷寺は、あじさいの名所でもあります。境内の散策路には、40種類以上ものあじさいが咲いていて、色とりどりに幻想的な雰囲気を醸し出します。
色彩豊かなあじさいに囲まれた散策路を歩きながら、雨の雫と花の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<参拝情報>
長谷寺(はせでら)
住所 :神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
時間 :(3〜9月)8:00〜17:00/(10〜2月)8:00〜16:30
拝観料 :大人:400円/小学生:200円
アクセス:JR鎌倉駅下車、バス「長谷観音」下車 徒歩約5分
3.御霊神社(ごりょうじんじゃ)
長谷寺のさらに奥にある御霊神社は、鎌倉有数の江ノ電撮影スポットとしても有名です。
江ノ電の線路のわきには、無数のあじさいがずらりと並び、花と電車のコラボがかなう場所として毎年大人気!
自分だけのベストショットをおさめて、旅の満足度をあげるのに効果的なスポットです。
<参拝情報>
御霊神社(ごりょうじんじゃ)
住所 :神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
時間 :9:00〜17:00
参拝料 :境内拝観無料
アクセス:江ノ島電鉄長谷駅 徒歩約5分
4.明月院(めいげついん)
鎌倉のあじさいと言えば明月院!
「あじさい寺」とも呼ばれる、鎌倉屈指のあじさい定番スポットです。
明月院の参道には、道の両側から出迎えてくれる鮮やかなあじさいが咲き誇ります。「明月院ブルー」として親しまれ、爽やかなブルーが特徴のあじさいが醸し出す雰囲気は、こころを晴れやかにしてくれること請け合いです。
有名スポットなだけあって、最盛期には観光客でにぎわいます。早朝に訪れるとたっぷり時間をかけて歩いたり、写真を楽しむことができるのでおすすめです。
雨の日だから行きたい!2019年鎌倉であじさいを巡るおすすめスポット_6
<参拝情報>
明月院(めいげついん)
住所 :神奈川県鎌倉市山ノ上189
時間 :(6月)8:30〜17:00/(6月以外)9:00〜16:00
参拝料 :小中学生:300円・大人:500円
アクセス:JR北鎌倉駅 徒歩約10分
5.東慶寺(とうけいじ)
この東慶寺も、報国寺と同じくミシュラン・グリーンガイドの三つ星のうちのひとつ!
明月院の近くに位置しますが、知名度がまだ低いため、穴場スポットです。時間帯を工夫すれば、どちらの風景も楽しむことができるかもしれません。
境内をはじめとして、様々な場所で楽しむことができるので、散歩をしながらゆったり流れる時を楽しむのにおすすめです。
あじさい巡りはもちろん、写経や座禅、茶道などの体験教室も多く開催されているので、非日常体験をしてみるのにもいいかもしれません。
<参拝情報>
東慶寺(とうけいじ)
住所 :神奈川県鎌倉市山ノ上1367
時間 :(10〜3月)8:30〜16:00/(4〜9月)8:30〜16:30
参拝料 :小中学生:100円・大人:200円
アクセス:JR北鎌倉駅 徒歩約4分
まとめ
いろいろな楽しみ方ができるあじさいシーズンの鎌倉は、旅好き・写真好きな方にとっては押さえておきたい名所のひとつです。
外にでるのがおっくうになってしまいがちな梅雨時期だからこそ、鎌倉のシンボル・あじさい巡りを週末の楽しみにプラスしてみてはいかがでしょうか。