みなさん、2019年は何の年かご存知でしょうか。それは、日本とポーランドの国交が樹立して100周年の年なのです。
『ポーランド』と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
「どこにあるの?何が有名なの?ショパンの出身地?」と気になる方も多いはず。
ポーランドは正式には「ポーランド共和国」といい、日本から飛行機で約11時間。
観光地や美味しい料理、おしゃれなお店など、実は見所がたくさんありオトナ女子におすすめな旅行先です。
近場の旅行やリゾート旅行以外にもさらに魅力的な旅行先を探している方は、ぜひこの機会にポーランドのことを知って、実際に訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は、意外と知られていないポーランドの魅力を紹介していきます!
ポーランドの魅力はショパンだけじゃない!必ず訪れるべきオススメの観光地3選
ポーランドは、チェコやドイツと隣接しており、東欧や中央ヨーロッパに位置する国です。首都はワルシャワ。旧首都であるクラクフも、落ち着いた雰囲気の街並みでおしゃれなお店が多く並んでいます。
1.クラクフの歴史地区
クラクフは、旧市街が世界遺産に登録されており、歴史的な建物や中央広場を見ることができます。ホテルやお店なども中心部に集中して建っており、徒歩で気軽に観光を楽しめますので、気の赴くままに散歩してみてもいいかもしれないですね。
2.アウシュヴィッツ強制収容所
クラクフから車で約1時間半。1979年に世界遺産に登録されています。第二次世界大戦時に、ナチスドイツによるホロコースト(ユダヤ人に対する大虐殺)があったとされており、たくさんのユダヤ人が命を落とした収容所です。その歴史的背景から、日本では負の世界遺産とも呼ばれています。
当時、収容されていた人が没収されたカバンやメガネの山、銃殺される際に使われていた死の壁、などを見学することができます。
見学ツアーは、現地でも申し込むことができますが、日本語ガイドでのツアーを申し込む場合は事前の予約が必要です。旅行前にVELTRA(ツアー予約サイト)などで予約することをおすすめします。
アウシュヴィッツ博物館内の詳細が書いてある本で事前知識をつけていくとより一層楽しめてオススメです。
3.ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑
クラクフより電車で30分、バスだと45分程で行くことができます。こちらの観光地は世界最初に登録された世界遺産12カ所のひとつに含まれています。
また世界で最古の地底岩塩の採掘坑でもあるのです。
さらに見どころは、地下101mにある聖キンガ礼拝堂です。祭壇やシャンデリア、「最後の晩餐」の壁画など全て塩で作られています。地下にこれほどまでに幻想的かつ神秘的な空間が広がってることにと驚かされます。
チケットの予約については、事前にネットで行うか現地の窓口でツアーも申し込むことができます。
ポーランドにいったら必ず食べたい料理
ポーランドは実は、美食の国。安くて美味しい料理も多く、お手軽に食べることができます。
日本では、なかなか食べる機会も少ないかもしれませんが、ぜひ訪れた際には堪能してみてください。
ポーランドの鉄板料理を3つご紹介します。
ピエロギ
ポーランド料理の中でも有名かつ食べやすい料理。肉やじゃがいも、チーズ、ソバの実などを皮で包み焼きます。見た目は、中国の水餃子と見間違える程にそっくりです。
ポーランドでは、定番料理として食卓によく並んでいます。
ビゴス
ポーランド料理を代表する煮込み料理。キャベツを乳酸発酵させたザワークラウトをお肉やトマト、玉ねぎと煮込んでつくります。家庭やエリアによって味が異なるため、違う味を楽しんでみるのもおすすめです。
バルシュチュ
ポーランド料理は、スープ料理が有名です。麦の粉の発酵液を使ったジュレックやキノコスープも人気ですが、ビーツ(赤カブ)を使ったこちらのスープも人気です。あっさりとしていて酸味のあるスープには、先ほど紹介したピエロギを入れて食べたりもします。
一度はいきたい!魅力あふれるポーランド
ポーランドの観光地と料理は知ってみると、どれも魅力的なものばかりでしたね。
普段なかなか触れる機会のない国ですが、国交樹立100周年という節目に訪れてみてはいかがでしょうか。行く際には、観光地やポーランド料理など事前知識を身につけてぜひポーランドを堪能してみてください。