生で見るからこそ伝わる!デジタルアートの魅力
インスタ映えスポットを生で見に行ったら、10倍以上感動しました!
インスタ映えの聖地として有名な、お台場「チームラボボーダレス」に先日お邪魔しました。
コンセプトの1つとして「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」というコンセプトがあり、会場内には案内図がありません。
案内図がない状態で壁を伝い、天井に沿い、広がっていく作品を見ながらいろいろなブースに足を運んでいきます。
広く広がり、境界のない世界の中で、作品同士、作品と自分、他者と自分の境界がなくなる世界を心行くまで味わい尽くせます。
チームラボとは!?インスタ映えスポットで有名
ちなみに「チームラボ」とは、プロジェクションマッピングなどを使用した、最新鋭のデジタルアート集団であり、多様な作品を世に発信しています。
建物に投射するプロジェクションマッピングの他に、デジタルアートミュージアムなどを主な作品としています。
そのなかでもお台場にある「チームラボボーダレス」は、インスタ映えスポットとして人気が高く、以前の記事で3つのスポットをご紹介しました。
インスタ映えのスポットも有名ですが、「チームラボボーダレス」は「境界のない世界」を表現していて、音による表現や、作品が動くことで、作品同士が交わり、新たな作品が生まれるなど、写真では伝わらない世界観が魅力です。
今回はそんな境界のない世界をより体感できるスポットを3つ紹介します。
実際に足を運んだ人のみが体験できる!自分の目で見ておきたいスポット3選!
「チームラボボーダレス」では写真では伝わりきらない作品が多くあります。その中でも選りすぐりの3つを紹介します。
1.「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス」
毎日行列のできる作品で、そのスペースに入るとネットによって作られた巣があり、寝転んだり座ったり、楽な姿勢で鑑賞することができます。
上映される作品は3種類存在し、どの作品が観られるかは入ってからのお楽しみです。
特におすすめなのが、他の「チームラボ」作品でも何度か取り上げられている「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス」のシリーズです。視界いっぱいに広がる映像と音による作品で、鑑賞者の視点も鳥のように飛び回りながら鑑賞します。
単なる音と映像の作品ではなく、リアルタイムかつ同じものが作られることはない、幻想的な空間を体感をできる作品です。
2. 「Light Sculpture – Fog」
スモークとライトによる作品を楽しめる空間です。作品は10以上あり、入るまではどの演目かわかりません。
演目によっては他の作品に影響されるものや、作品内にいる人の動きに合わせて変化するものなどがあります。
天井、床、壁が照らされ、音楽に合わせてライトが動き回ります。光線の動きや照らす場所、明るさなどによって迫力ある作品が展開されます。
他の作品が美しさや情景という言葉で表現される作品が多いですが、「Light Sculpture – Fog」は躍動的で力強さを感じる作品です。
写真では表現できない光の力強さは一見の価値ありです。
3. 茶屋「幻花亭」
茶屋「幻花亭(げんかてい)」は茶葉ブランド「EN TEA」と「チームラボ」がコラボした茶屋で、おいしいお茶とアイスを頂けます。
茶屋と映像とがコラボした作品名は「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」です。
ここでは茶屋の概念が覆される、お茶が「楽しい」を体感できる茶屋です。
お茶が器に入れられると、小さな器の中に花が次々と折り重なるように咲いていきます。
アイスは器の周囲にお茶の葉を咲かせていきます。
器を動かすと花は散るのですが、この花の“散りざまが”とても美しく映像で表現されているのです。
自分の動きによって作品がどんどん変わります。
ちなみに、お茶を飲んでいる本人の動きなども捉えて作品をその場で作るため、二度と同じ作品は見られないそうです。
まさに自分で作品を作っているような感覚を得られるので、とても入り込める作品になっています。
入り込みすぎてアイスが溶けてしまうので注意です。
実際に観て触れて感じることがチームラボボーダレスの最大の魅力
境界なく広がる世界の中で、写真には収まらない魅力の溢れるのが「チームラボボーダレス」です。
空を飛んでいるかのような浮遊感が味わえる「浮遊する巣」
光のショーによる力強さなどが感じられる「Light Sculpture – Fog」
そして自分の動きが直接作品に反映される、茶屋で「楽しい」という体感ができる茶屋「幻花亭」
画像だけでは伝わらない「動き」や「迫力」など実際に訪れた人にしか体験できない作品ばかりです。
体験すればきっと感動します。ぜひ1度直接行ってみてはいかがでしょう。