家の物をバンバン断捨離していき、自由に使えるようになったのは時間とお金だけではありません。そう ”床面積”も広くなって自由に使えるようになりました。
狭いなー、もっと広い家に住みたいなーと思っていましたが、物を減らすと広い家になるんですね。新発見でした。「床に物を置かない」ことは、想像以上にたくさんのメリットを感じられたので、お伝えしたいと思います。
床面積=心の余裕
かつての自宅の床は物で溢れかえっていました。生活するために動ける程度に物を置きまくってました。それが部屋の有効活用と言わんばかりに…。ある程度は整理して置いていましたが、ほとんど使ってないものばかりで年末の大掃除で物を片付けるとほこりだらけという始末…。物が多いことが豊かさだと思い込んでいたので、こうなっても仕方のないことだと諦めていました。
しかしミニマリストを目指して物を減らしてみて分かったのは
思考がスッキリする!
ということ。管理する物が必要最低限になるという状態は、頭の中が必要なものだけ、つまり余計なことに頭を使わなくて済むということです。
いままで目についていたけど見て見ぬふりをしていました。「片付けなきゃなー、いつやろうかなー、そうじ面倒だしなー、まぁ暇なときでいいや」と常にやるべきことが先延ばしで積もりまくっている状態、これが知らず知らずのうちにストレスになっていたんですね。
物が多いから腰が重くなるし、逆に物が少ないと腰が軽くなるということで、片付けもラクにできちゃいます。常に見張るべき物が少なく、心の余裕がどんどん生まれ、その結果クリエイティブなことに頭を使うことができるようになりました。
自分の人生で何が大切なのか、作り出した時間で何をしようか?その時間は充実した生活をする上でとても大切です。なぜなら自分のやりたいことを見つけ、そこにかける時間とお金と創造力がどんどん増えていくんですから、そうミニマリストを極めていくとね。
床面積を広くするコツ
ミニマリストしぶさんの著書「手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」に書いてあったことを参考に実践してみました。ポイントは下記の2つです。
収納グッズ自体を捨てる
まずは”収納グッズ自体を捨てる”こと。整理整頓のための収納グッズだと思ってましたが、実は真逆でした。入れ物があると何か物を入れたくなるのが人間の性質です。物を減らして収納グッズ自体をなくすことを目指すことにしました。少なくとも収納グッズを増やしたところで部屋がスッキリするもんではないんだなと思います。
実践したら私の場合はラックを5つから1つに減らすことができました。ラックの物を捨てながら思ったのは収納している物は使わないものばっかり
やっぱりスペースがあると物を置いてしまうのが人間なんだなと実感しました。
吊るす収納に変える
次は”吊るす”こと。収納グッズを無くして行ったときに気づいたことがありました。リュックとかってどうしたらいいんだろう?
そんな時は吊るすことで床に置かないようにするといいとのこと。無印良品でフックを買ってきてひたすら吊るしました。無印良品の”吊るせる化粧ポーチ”などの吊るせるシリーズはすごく使いやすい!吊るしまくった結果、私の部屋の床に置いてあるものは布団とラック1つのみとなりました。
そしたら床のそうじがとてもしやすくなります。毎日クイックルワイパー的なシートでそうじをしています。それは明らかにそうじしやすいから「よしやろう!」と気軽にできちゃうのとそうじするのが楽しくなったからからです。
断捨離しながらひとつずつ収納グッズをなくしていくこと。そして吊るすこと。究極に床に物を置かないことを徹底してみたらなんとびっくりそうじが楽しくなっちゃいました。
自分をそうじ好きに変えるのは難しいかもしれないが、床面積を広くすることならまず実践できるんじゃないでしょうか?
そして物を減らして床面積が増えると6畳でもとても広い部屋にすることができました。なにより床が広い状態での朝の目覚めはとても気持ちいいものです。