オーガニックコスメのメリットとは?選び方や注意点も解説

美容や健康、環境問題に関心を持つ人を中心に、注目されているオーガニックコスメ。しかし、「何となく肌にやさしそう」「環境に良さそう」というイメージはあっても、オーガニックコスメがどのような物なのか、正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、「オーガニックコスメとは何か」という基本から、オーガニックコスメのメリットや注意点、選び方まで詳しく解説。おすすめのオーガニックコスメブランドについてもご紹介します。

目次

オーガニックコスメとは?
オーガニックコスメのメリット
 植物の自然の力を引き出している
 環境・生産者にやさしい
オーガニックコスメの選び方
 オーガニック認証を受けた物を選ぶ
 添加物の有無で選ぶ
 使用感で選ぶ
LIFESTYLE Moreおすすめオーガニックコスメブランド
 インライトビューティー
 C19 Organic
 ICOR
オーガニックコスメとナチュラルコスメ・ミネラルコスメの違い
 ナチュラルコスメ:主に自然・天然成分を使ったコスメ
 ミネラルコスメ:主に天然鉱物成分を使ったコスメ
オーガニックコスメの注意点
 ケミカルコスメと比べて価格が高い
 日本にはオーガニックコスメの公式認証がない
 使用期限が短いことがある
 現状維持が得意
 「オーガニック=肌荒れしない」ではない
自分に合ったオーガニックコスメで肌本来の力を引き出そう

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オーガニックコスメとは?

最近よく見聞きするようになった、オーガニックコスメと呼ばれる化粧品。化粧水や乳液などのスキンケアアイテムから、ファンデーションやリップといったメイクアップ化粧品まで、さまざまなオーガニックコスメが登場しています。

「オーガニック」は、日本語にすると「有機」「有機栽培」といった意味です。有機栽培とは、化学肥料や農薬、遺伝子組み換え技術を使用せず、自然の生態系を大切にした生産方法のこと。オーガニックコスメは、有機栽培された植物成分を主原料として作られたコスメです。

一般的な化粧品には化学合成物質が多く配合されており、オーガニックコスメに対して「ケミカルコスメ」と呼ばれることがあります。ケミカルコスメに含まれる化学物質は肌に刺激となる可能性があり、人によってはかゆみやニキビなどの肌トラブルを起こす可能性があります。

一方、オーガニックコスメは原料の栽培から生産、出荷まで、すべての過程において自然環境に配慮して作られています。有機栽培の植物由来成分を主原料としたオーガニックコスメなら、肌トラブルのリスクを抑えられる可能性があります。

オーガニックコスメのメリット

オーガニックコスメには、有機栽培ならではのメリットがあります。主なメリットについて具体的に見ていきましょう。

植物の自然の力を引き出している

オーガニックコスメの目的は、肌が本来備えている自然治癒力に働きかけていくことです。オーガニックコスメの原料は、農薬や化学肥料の力に頼らずに有機栽培された植物。植物の自然の力が十分に引き出され、それが成分として配合されているので、肌に余計な負担をかけずにケアすることができます。

環境・生産者にやさしい

石油由来の化学合成物質を多く含むケミカルコスメは、商品価格を安く抑えられるものの、製造過程で環境に負荷を与える可能性が高いです。

一方、オーガニックコスメの原料となる植物は、化学肥料や強い農薬を使わずに育てられるため、土壌汚染や水質汚染を防ぐことができます。大量の化学肥料や農薬は、環境だけではなく生産者の健康へも悪影響を及ぼすもの。オーガニックコスメは、自然環境、作る人、使う人のすべてにやさしい化粧品といえるでしょう。

オーガニックコスメの選び方

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一口にオーガニックコスメといっても多種多様で、何を基準に選べばいいか戸惑ってしまう人もいるかもしれません。オーガニックコスメを選ぶ際のポイントは、「オーガニック認証」「添加物の有無」「使用感」の大きく3つです。それぞれのポイントについて解説します。

オーガニック認証を受けた物を選ぶ

海外にはいくつかのオーガニック認証機関があり、それぞれが厳しい認証基準を設けています。中でも代表的なものは、国際基準である「COSMOS(コスモス)」、フランスの「ECOCERT(エコサート)」と「COSMEBIO(コスメビオ)」、アメリカの「USDA」、オーストラリアの「ACO」、イギリスの「Soil Association(ソイル・アソシエーション)」など。迷ったときは、これらの認証マークがついたオーガニックコスメを選ぶと安心です。

日本にはまだ、コスメに関しての公式なオーガニック認証はありません。国内のオーガニック認証がなくても、海外で認証を受けていたり、独自の基準を設けたりしているコスメブランドはたくさんありますが、認証がない場合は配合成分をしっかりチェックしてください。

オーガニック認証については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

オーガニックと聞くとなんだか”良さそう”というイメージで、そこまでオーガニックにこだわっているわけではなかった …

添加物の有無で選ぶ

オーガニックコスメだからといって、添加物が含まれていないとは限りません。中には、オーガニックコスメとうたっていても、タール色素や合成界面活性剤、合成防腐剤、合成香料といった添加物が含まれている場合もあります。化学物質による肌への負担を避けるためにも、添加物の有無に注目し、無添加のアイテムを選ぶといいでしょう。

使用感で選ぶ

どれほど肌や環境にやさしいコスメでも、自分の好みに合わなければ、使い続けられません。オーガニックコスメは継続して使用することで、肌の自然治癒力を引き出すことを目的としています。長く使い続けられるように、気に入った香りやテクスチャーを選びましょう。

購入の前には、サンプルなどで使用感を確認することをおすすめします。

LIFESTYLE Moreおすすめオーガニックコスメブランド

ここからは、LIFESTYLE Moreおすすめのオーガニックコスメブランドをご紹介します。オーガニックコスメ選びの参考にしてみてください。

インライトビューティー

インライトビューティーは、Soil Association(ソイル・アソシエーション)認証とCOSMOS認証を取得している、イギリスのオーガニックコスメブランドです。肌の再生に必要な天然成分を効果的に与えるために、オーガニック植物からオイルを抽出してブレンドする独自の方法を開発。すべての製品に、「古代の錬金術と現代の皮膚生化学、および生理学を融合させた」特許取得技術が用いられています。

インライトビューティー

C19 Organic

C19 Organicは、ACO認定のオーストラリア発スキンケアブランドです。肌への浸透性が高いC19ホホバオイルは、人間の皮脂とよく似た分子構造で肌なじみが良く、美肌に欠かせない「土台」づくりをサポートします。添加物、界面活性剤、保存剤、人工香料などの化学薬品は、一切使用していません。

C19 Organic「ACO認定オーガニック C19ホホバオイル」

ICOR

ICOR(イコ)は、自然や人にとってかけがえのない「水」に着目した、国産のホリスティックビューティーブランドです。北海道ニセコ羊蹄山の雪解け水と、その水に育まれた自然の恵みをふんだんに取り入れ、すべての商品において、自然由来成分の配合率を90%以上とすることをコンセプトに開発。石油系界面活性剤や合成防腐剤、合成香料といった添加物を避け、刺激の少ない製品づくりを目指しています。

ICOR

オーガニックコスメとナチュラルコスメ・ミネラルコスメの違い

オーガニックコスメと混同されやすい物に、「ナチュラルコスメ」や「ミネラルコスメ」があります。それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか。

ナチュラルコスメ:主に自然・天然成分を使ったコスメ

ナチュラルコスメとは、自然・天然成分を主に配合し、化学合成物質を極力使わないコスメを指します。配合されているのは自然・天然成分ではあるものの、有機栽培されているとは限りません。中には、オーガニック成分を配合したナチュラルコスメもあります。

ミネラルコスメ:主に天然鉱物成分を使ったコスメ

ミネラルコスメは、マイカや酸化チタンなどの天然鉱物(ミネラル)を主成分としたコスメです。合成界面活性剤や合成防腐剤、タール色素などを含まず、石鹸だけで落とせるのが特徴です。ミネラルコスメの中にも、ミネラル成分とオーガニック成分の両方が含まれている物もあります。

オーガニックコスメの注意点

女性の顔

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肌や環境にやさしいオーガニックコスメですが、いくつかの注意点があります。オーガニックコスメを選ぶ際には、注意点についてもしっかり把握しておいてください。

ケミカルコスメと比べて価格が高い

オーガニックコスメは、ケミカルコスメと比べて価格が高い傾向があります。オーガニックコスメの主原料である有機栽培植物は、化学薬品を使わずに栽培することから手がかかり、さらにどこでどのように栽培されたのかしっかり管理しなければなりません。そのため、生産コストがかかり、希少な材料を使っていることも多く大量生産が難しいため、価格を下げるのが難しくなります。

日本にはオーガニックコスメの公式認証がない

日本では、農産物などの場合、オーガニック栽培されたことを認証する農林水産省の有機JASマークがあります。しかし、コスメに関しては、オーガニック認証を行う公的機関がまだありません。

そのため、国内では、オーガニックコスメの基準が曖昧になっているのが現状です。国産のオーガニックコスメを選ぶ際は、海外のオーガニック認証を受けているか、またはオーガニック成分を主原料としているか、きちんと確認することが大切です。

使用期限が短いことがある

ほとんどのオーガニックコスメには、防腐剤や酸化防止剤といった化学物質が含まれていません。そのため、ケミカルコスメより使用期限が短く、長期間の保存には不向きです。早めに使いきらないと雑菌が繁殖し、肌トラブルを起こす可能性も。購入の際は保管方法や使用期限も確認するとともに、使う際には必ずそれを守りましょう。

現状維持が得意

オーガニックコスメのメリットは、添加物など肌に負担を与える成分が含まれず、健康な肌をキープできること。じっくり時間をかけて、肌本来の力を引き出すようサポートしてくれる一方で、具体的な肌の悩みに対する即効性はあまり期待できません。

特に、シミやしわなどのエイジングケアは、肌の悩みに対してピンポイントに働きかける化学物質を配合したケミカルコスメのほうが向いています。「絶対にオーガニック」と固執するのではなく、肌の状態や悩みに合わせて併用したり、使い分けたりすることをおすすめします。

「オーガニック=肌荒れしない」ではない

オーガニックコスメは肌にやさしいコスメですが、絶対に肌荒れしないとはいえません。配合されている植物の成分が肌に合わなければ、アレルギー反応などの肌トラブルを起こす可能性もあります。

有機栽培された植物の成分はパワフルだといわれており、敏感肌の人は刺激になるかもしれないため、注意してください。初めて使うアイテムの場合は、トライアルキットなどを活用してパッチテストをするといいでしょう。

自分に合ったオーガニックコスメで肌本来の力を引き出そう

毎日使うコスメだからこそ、できるだけ肌にやさしいアイテムを選びたいもの。有機栽培された植物から作られたオーガニックコスメは、化学合成物質を含まず、肌に余計な負担をかけないというメリットがあります。

さらに、生産過程で大量の農薬や化学肥料が使われることもないので、自然環境も守ることができます。オーガニックコスメで肌が本来持っている自然治癒力を引き出し、健康的な素肌を目指してみてはいかがでしょうか。

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