生理中のデリケートゾーンは、ムレやかぶれなどのトラブルが気になりますよね。そんな方に、この数年で注目されているのが「布ナプキン」。使い捨ての紙ナプキンと違って、洗って何度も使うタイプ。手間は少しかかりますが、肌への優しさやデリケートゾーンのトラブルが減る可能性もあり、雑貨屋さんなどで見かけることも増えてきました。
ただ、布ナプキンも種類がさまざま。同じ布製品といっても素材や作り方など種類がたくさんあります。そんな中でも、デリケートな肌に触れるものであれば、こだわったものを選びたい。このように考えている方にという方におすすめの、オーガニックコットンでできた「メイド・イン・アース」の布ナプキンについてご紹介していきます。
そもそも、布ナプキンとは？
布ナプキンについて、見たり聞いたりしたことはあっても、まだまだ具体的なこと部分は知らない方も多いのではないでしょうか。まずは布ナプキンの特徴、そして使うことのメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
紙ナプキンとの違いとは
使い捨ての紙ナプキンと違って、何度も洗って使います。使い方は使い捨ての紙ナプキンと変わらず、ボタン等でショーツに付けておき、経血がたまったら交換します。そして帰宅したら洗剤で洗い、乾かしてまた使います。布製なのでデザインや色・柄も豊富に販売されています。
布ナプキンを使うメリット
洗って何度も使えるうため、何度も購入する必要がなく経済的で、ゴミも出ないため環境にも優しいのが大きな特徴です。また、ポリエステル等の化学繊維でできた紙ナプキンと違い、布でできているため通気性がよく、ムレやかぶれが起きづらいことで知られています。
布ナプキンを使うデメリット
一方のデメリットとしては、何度も使用するために、持ち帰る必要があったり、洗濯の手間がかかること。持ち運ぶ際の匂い対策や、自宅でつけ置き洗いをする必要があるなど、使ったあとは捨てるだけの紙ナプキンよりも気をつけることは多くなります。
詳しくはこちらの記事もご参考までに。
メイド・イン・アースのこだわり
そんななか中でも、素材へのこだわりが徹底された商品のひとつが「メイド・イン・アース」の布ナプキンです。
(メイド・イン・アース 公式サイトより)
オーガニックコットンを使用
メイド・イン・アースの布ナプキンで使われているコットンは、全て農薬や化学肥料を使わないオーガニックなもの。下記のような条件を満たし、第三者機関によって認証されたコットンを使って、天然100％「純オーガニックコットン」で商品を作っています。
1.3年以上、化学農薬・化学肥料が使われていない土壌で栽培されること。
2.遺伝子組み換えの種ではなく、化学農薬や化学肥料などを用いず、有機肥料のみで栽培されたコットンであること。
3.労働の基準として、児童労働が行われていないこと。
4.フェアトレードで取り引きされていること。
5.１〜４の条件を満たしていることを第三者認証機関が認証すること。
出典：オーガニックコットンの条件 | オーガニックコットン製品・布ナプキンの専門ブランド【メイド・イン・アース】より
糸やボタン、製造に使う素材まで環境に優しいものを
一般的なオーガニックコットン製品は、コットンのオーガニックであることを保証されていても、それを製品に仕上げる際に使われる素材や原料までは、オーガニックとは限りません。
例えば、縫製に使う糸や、ナプキン内部の吸収剤がオーガニックコットンではなかったり、繊維を切れにくく扱いやすくするためにシリコンスプレーなどの処理を行っていたり仕上げの際に化学薬品で洗浄していたりするのです。
しかし、メイド・イン・アースでは、糸やタグも全てオーガニックコットンを使い、ボタンなどもより安全性の高い成分でできたものを使用しています。そして、完成した製品を仕上げる段階でも、洗浄は天然せっけんを使うなど、徹底的にこだわっています。
漂白・染色ゼロ
製造の過程についても、独自の基準を作っており、化学薬剤による脱脂、脱色、防縮加工、柔軟加工をしておらず、布ナプキンに使われている糸は漂白も染色していません。そのため、純白というよりやや黄色がかった「きなり色」なのが特徴です。
また、色・柄があるものについては、実は天然のコットンの色。「カラードコットン」と呼ばれる、茶色・緑色のコットンを使って色を表現しています。
用途にあわせて選ぶ布ナプキン
実際に布ナプキンを使うときには、種類がたくさんあってどれを選ぶか迷ってしまいますよね。メイド・イン・アースの布ナプキンは、生理の量や使い方によって種類もたくさん。簡単に、種類と用途を5タイプに分けてお伝えしていきます。
サイズ・形のバリエーション
1.昼用レギュラー
スタンダードな形で、中に吸収体としてパイル地のコットンがはさまれており、しっかりと経血を吸収してくれます。また、ポケットつきで、替えパッドをはさむこともできます。多い日にはレギュラー＋替えパッドで吸収力を上げて使えます。
2.スリム
コンパクトな細めのデザインで、リバーシブルで使用可能です。レギュラーと同じようにポケットつきなので、おりものシートとしての利用もできますし、替えパッドをつけて普通の生理の日にも使えます。
3.三つ折り
ハンカチのようなデザインで、折り方によってさまざまな使い方ができ、洗濯が楽チンなのも特徴。漏れが気になる部分が大きくなるように折ったり、長さの調節ができたりするので、布ナプキン歴が長い方に人気です。
4.夜用
おしりまですっぽりカバーできるサイズです。こちらにもポケットがついており、吸収力をさらにアップさせることもできます。昼間はモレが気になる方でも、まず夜から布ナプキンをはじめるのもおすすめです。
5.リトル
名前の通り、レギュラーよりも2回りほど小さいサイズです。
カラー・素材のバリエーション
色は自然素材なのですごくカラフルではないけれど、ほっこりした優しい柄のものがたくさんあります。素材も通常のコットン、ガーゼ素材、パイル生地などがあるので、自分の好みに合わせて選べますね。
快適な生理期間を過ごすための選択肢のひとつに
お肌がデリケートになる生理期間。ムレや匂いなど気になる部分も、改善できる可能性があるのが布ナプキン。
そのなかでも、メイド・イン・アースの布ナプキンは細やかな部分まで、優しさがつまった設計になっています。
自分の身体をいたわる選択肢のひとつにして、生理期間も楽しく過ごしましょうね。
メイド・イン・アース 公式オンラインショップ
▼関連記事はこちら
