突然ですがみなさんはスーツのお手入れをしていますか?
それは何を使ってどれぐらいの頻度でしょうか?
仕事道具の1つとしてまず第一にあげられるのが「スーツ」です。
スーツの着こなしを含むその人の第一印象が、ビジネスでの成功において大きく関わっているのは周知の事実。
そんなスーツを、毎日のように着ている方も多いはず。自分たちが仕事でハードワークしている間、スーツたちも私たちに肌身離れず一緒に”ハードワーク”しているのです。
そんな仕事上でのパートナーのスーツ。私たちが休日にゆっくり休むのと同じように、スーツもケアしてあげましょう。
とはいえ、何をすればいいのかわからない。「ひとまずクリーニングに…」ということはしてないでしょうか。後述していますが、クリーニングの出し過ぎは逆にスーツの寿命を短くしています!
では、どんな手入れをすればいいのか。
そこで今回は、時間が限られている社会人でもできる、スーツを長持ちさせる”時短”手入れ方法をご紹介いたします。お金も時間もかけずにすぐにできるものもありますので、ぜひ実践してみてください。
今すぐできる!4つのポイント!
クリーニングに頻繁に出さない!
多くのスーツには羊毛(ウール)が使われており、羊毛には油分が含まれています。またクリーニングで使われる洗剤は揮発性溶剤といい、油汚れに適したものです。この羊毛の油分がクリーニングの際に落ちてしまうことで、スーツが痛みやすくなったりくたびれているように見えてしまいます。
もし、クリーニングに出すときは頻度は”1シーズン”がいいと言われています。
また、色の変化が出るため必ず上下セットで出しましょう。そして、ポケットの中に物が入っていないか確かめ、「汗抜き」もお願いしましょう。ドライクリーニングで落とせるのは前述の通り油汚れです。水溶性の汚れ(汗、血液、尿など)も落とすために「汗抜き」も依頼しましょう。
ハンガーはスーツ専用のものを!
スーツをハンガーにかける際、スーツ用の太めのものをつかってますか?針金ハンガーのような細めのものはつかっていませんか?
型崩れを防ぐためにも、スーツを購入した際に付いているような太めのハンガーにかけましょう。できれば、木製のものがいいです。木製のハンガーをつかうことでスーツの中の水分を逃がしてくれるので、より寿命を伸ばすことができます。
また、パンツは裾を上にして上下反対になるようにハンガーにかけましょう。そうすることで、パンツ自体の重さで軽いシワを伸ばすことができます。
ブラッシングでささっと整える!
ショップの店員やテーラーなどスーツに詳しい方は手入れをする際に必ずブラッシングをされているそうです。なぜブラッシングなのか。ポイントは2つ。「ゴミやホコリをかきだして落とす」「繊維の流れを整え、テカリや毛玉防止になる」です。1つ目は虫の栄養となるゴミやホコリを落とすことで、虫食いを防ぐことができます。2つ目は、動物の毛並みをブラシで整えるイメージと同じです。
では、どれくらいの頻度でブラッシングするのがいいのか。それは「スーツを脱いだら毎回」がベストです。でなければ、最低3回着たら1回はブラッシングしましょう。
上から下へ、ブラシを横にして、軽く叩くようにしてゴミを書き出します。裾やポケットの内側も忘れずに。
つかうブラシの毛ですが、馬毛のものが万能で良いでしょう。カシミアにも対応していますので高級なスーツを着た際にも使えます。
におい対策もしっかりと!
汗や飲み会の場でのタバコのにおいなどが染みつき、スーツから匂ってしまうと好感度ダウンです。においがついてしまうのはしかたないので、なるべく早いうちににおいのケアを行いましょう。
そこでおすすめなのがいま流行りの「衣類スチーマー」。蒸気の力で短時間に簡単にスーツのにおいケアができます。最近では、水を入れてセットし電源を入れると30秒以内に立ち上がるものもあり、準備で忙しい朝の時間帯でもさっと使えます。
“衣類スチーマー”と”スチームアイロン”の2WAYタイプのものもあり、ワイシャツのシワやパンツのセンターラインの直しにも使えます。
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS540
また出先でのにおい対策には「消臭スプレー」もおすすめです。すぐに使えるようにカバンに入るタイプのものがいいですよね。そして、せっかくていねいにケアしているスーツですから、使われている原料にもこだわりたい。
そんな方には、「THE LAUNDRESS(ザ ランドレス)」のスプレータイプの”ファブリックフレッシュ”がおすすめ。THE LAUNDRESSはデリケートな洋服や大切にしたい服のために作られたランドリーブランドで、植物性原料のみを使用することで環境に配慮しているアイテムを展開しています。
ファブリックフレッシュは抗菌・消臭効果を持ちつつ、ほんのり香るミストです。スプレータイプなので持ち運びに便利です。
THE LAUNDRESSのこだわり
スーツのケアができている人は愛情深い?!
スーツは大事な仕事道具の1つ。少し手間かもしれませんが、共に切磋琢磨するスーツのために5〜10分ほど自分の時間をつかってあげましょう。
継続して習慣になればスーツが長持ちしますし、スーツを着た自分も気分があがります。
手入れをして整ったスーツでビシッと決めて、はりきって仕事に向かいましょう!