「普段仕事で頑張ってる自分へのご褒美に美味しいものが食べたい!」そう思っている方も多いのではないでしょうか。トレンドに沿って新しいお店を巡ってみるのもいいけど、ときにはワンランク上の名店へ行ってみたい!
そんな方におすすめしたいのが、創業145周年を誇る老舗洋菓子店が手がける村上開新堂レストランです。クッキーも非常に人気なお店で、知る人ぞ知るフレンチレストランです。
「老舗店=敷居が高い」というイメージがあるかもしれませんが、ランチタイムであれば価格帯が比較的リーズナブルなのでおすすめです。
お手頃に、ワンランク上の空間とおもてなしを味わえる名店。今回は、そんな村上開新堂レストランのランチについて紹介していきます。
フレンチの名店『村上開新堂レストラン』とは?
東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」から歩くこと2分。メインの通りから小道に入っていき、英国大使館の向かい側にあります。
外観は、コンクリート造りに黒い扉で高級感が漂っています。内観は、落ち着いたクラシカルな雰囲気になっており、店員さんも非常に洗練されています。
明治7年(1874年)に洋菓子店を創業し、昭和40年(1965年)に移転を機にフレンチレストランを開設。洋菓子店は今年でなんと145周年を誇る老舗の名店です。
多くのファンがついているクッキーについては、なんと紹介制をとっているほど価値を高められています。現在では、購入の紹介をできる人数が年に3人までと決まっています。
ディナーの予約も8ヶ月先まで埋まっており、人気の高さがうかがえます。
気になるランチは品数の異なる5つのコースから
ランチタイムは、5つのコースから選ぶことができます。「季節の前菜」はどのコースにもついており、主菜を何品つけるか、スープやデザートをつけるかどうかでコースを変えることができます。
また、おまかせコースもあり、こちらは旬の食材を使用し、シェフが丹精こめて作りあげた本格的なフレンチを楽しむことができます。
5つのコースの中でも特におすすめなのが、量も程よく、メニューを堪能できる「季節の前菜とスープおよび主菜1品」。
つきだしから始まり、前菜、スープ、主菜、デザートと続いていきます。
一番始めのはつきだしは、筒状のガラスの器に、コンソメゼリーとホワイトアスパラガス、うにが入っており、ジャスミンティーの泡が上にそっと添えられています。
一つひとつが丁寧につくられており、上品で味わい深い一品です。最初のつきだしから、老舗名店ならではの作り上げられた味わいを感じられます。
次に出てくるのが前菜です。
前菜は数種類のメニューの中から選ぶことができます。今回紹介するのは、フォアグラのテリーヌ
お皿に、赤を基調としてきれいに盛り付けられており、上品さを醸し出しています。チェリーソースをはさんだフォアグラとその横には付け合わせのサラダ。
フォアグラは、分厚くて味わいも濃厚です。
ダークチェリーソースの甘さとマッチしており、素敵な味わいを楽しむことができます。サラダは、ビーツとミョウガ、ダークチェリーが入っており、付け合わせとは思えないほど手が込んでいます。
前菜の後は、ズッキーニのポタージュでひと呼吸おき、メインの主菜へ。
メインの主菜も数種類から選ぶことができ、今回はガリシア栗豚のローストをチョイスしました。
スペインのガリシア州で栗を与えて育てた希少な豚「ガリシア栗豚」を使用。
ひとくち噛めば、柔らかいお肉と丹精込めて作られたマデラソースが口の中でハーモニーを奏でます。付け合わせのキャベツのピューレも、上品な味わいでお肉とマッチした味わいの一品です。
そして、最後はデザートです。デザートは2種類から選ぶことができます。今回選んだのは、由緒あるゼリー。
大きな丸皿に、たくさんのゼリーを載せて店員さんが持ってきてくれます。10種類の中から、2つ選ぶことができます。
非常に味が濃厚で、食感もしっかりとしており、歴史を感じられる一品でした。
こちらのコースには、パンや食後のコーヒーor紅茶も付いており、非常に大満足なコースでおすすめです。
ワンランク上のフレンチで極上の時間を
今回は、フレンチの名店『村上開新堂レストラン』について紹介しました。
外観、内観、そして接客レベルや料理含め、一流のお店です。普段仕事に打ち込んで頑張っているからこそ、ときにはワンランク上のお店で一流の食事を味わってみてはいかがでしょうか。
村上開新堂レストラン
電話:03-3261-0367
住所:東京都千代田区一番町27
営業時間:ランチタイム 11:30~13:30
ディナータイム 17:30~20:00(要予約)