結果を出す営業マンが大事にしていたのは?読んでおくべきおすすめバイブル3選

”営業”と聞いてどんなイメージを持たれる方が多いでしょうか。

目の前で人の役に立てる仕事、ビジネスの最前線で新しい提案ができるというポジティブな側面をとらえる方もいれば、話すのが苦手な人には難しい、数字やノルマがきつそうなどネガティブな側面にフォーカスする人もいるかもしれません。どちらかというと後者のほうが多いようにも思います。

ただ、自らの仕事と向き合う必要があるのも事実。営業スキルを向上するための最新の書籍が、書店に毎年並びます。しかし、一方で次々と出版される営業本も多すぎて選べないと、筆者と同じように感じる方もいらっしゃるはず!

今回はそんな営業を仕事にする人にも、営業を志そうと考えている人にも、営業をサポートされる方にも営業という仕事の奥深さが分かる本3選をご紹介します。第一線で活躍している営業マンの知見から、今後の仕事や生活にも生きるヒントをたくさん見つけることができるでしょう。

『プロフェッショナルセールスマン 「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向』

【あらすじ】
週平均5件(11年で3080件)。保険を売らずに解決策をひたすら売り続けたプルデンシャル生命のトップ営業マン、甲州賢(こうしゅう・まさる)の遺した言葉。「オレはマンホールの上は歩かない」「運転手さん、東京まで10万円で帰れませんか?」「客先に16種類の手書き提案書を持参」「お客さま、お宅の前に50円玉が落ちていました」「留守番電話のメッセージを一日なんども更新」ほか、セールスのためにここまでやるか!?といった仰天エピソードが満載。セールスパーソンは自らの仕事をここまで創造的なものにできるかのか? その伝説に迫る。(引用:小学館HP より)

【ポイント】ここまでやるのか?使命に燃える!

旅行会社、リクルートと営業畑を歩いた一人の営業マンの
最終着地点は完全オーダーメイドの保険営業の仕事でした。
目に見えない形のない商品である保険を、顧客の課題解決のために提案し続ける仕事。
その仕事を通じ、一人の人間がビジネスで1億を目指せる仕事に魅かれスタートしていますが、
その中身はとことん目の前のお客さまのために自分の限界を超える姿でした。

新規のマーケットをどこからでも創り出せる思考力と行動力、本当に納得いく提案をするためには手書きで提案書を16通り用意する準備力。ある種、至極の営業の姿かもしれませんが、その裏で家族や仲間の支えにあふれた物語も背景にはあります。営業を極めたい方にはもちろん、これからスタートされる方にも営業の大事な心について気づき満載の一冊です。

『営業の魔法』

【あらすじ】
新入社員の小笠原は、営業部に配属されてからの半年間、売上げゼロのダメ営業マンだった。自信をなくした彼は、朝礼のあと伏魔殿のような喫茶店に逃げ込み、夕方までの時間をやり過ごす毎日。そんなある日、全身からオーラを放つスーパー営業マン紙谷と出会う。紙谷は二冊のバインダーを巧に操り、瞬く間にお客様をイエスへと導いていた。まるで魔法に掛かったかのように喜ぶお客様の姿を目の当たりにした彼は、スーパー営業マン紙谷に頼み込み、営業についてのレクチャーを受けることになる。そして、一ヶ月半に渡る早朝六時からの実践レクチャーが始まった。紙谷は本物の魔法使いの如く、ダメ営業マンの小笠原に十一個の魔法を伝授する。本当の営業を知った小笠原は、瞬く間にトップ営業マンへと成長していた。しかし、最後の魔法、十二個目を伝えないまま紙谷は小笠原の前から忽然と姿を消す。紙谷の身に何が起こったのか。ダメ営業マンだった小笠原の、「成長」と「トップ営業マンへの道程」をリアルに描いた営業サクセスストーリー、ついに完成。(引用:中村信二 公式ホームページ より)

【ポイント】営業とは間であり、聞くこと!

18歳より営業の世界に飛び込んだ筆者が描く物語風のビジネス書。
ビジネス系の書籍が得意ではない方にも読みやすい一冊。
喫茶店でサボっている一人の営業マンがトップセールスマンに弟子入り、
営業テクニックを一つずつ授かっていく物語小説風の本に仕上がっています。

ビジネスにおける無言の「間」は、相手に考える時間を作るために必要だということ。売り込むのではなく、課題を共有し解決するお手伝いをすることで、相手が成長していき自社への発注も増えるということ。それが営業力=人間力だということ。そんな、営業職にとって役に立つ心構えやスキルを一章ずつ学んでいくストーリー構成です。

主人公が成長し変化していく姿を自分に置き換えて読み進めていけるので、共感できる箇所も多くあり、最後には身が引き締まる思いがします。スキルを享受しているようでそうではない点がミソかもしれません。

『僕は明日もお客様に会いに行く』

【あらすじ】
伝説のトップ営業マンとの1カ月で、20代主人公が仕事と人生の本当に大切なことを知る。外資系企業の現役トップセールスでもあり、ベストセラー『かばんはハンカチの上に置きなさい』の著者が初めて書いた、経験に基づいた感動ストーリー。営業や販売、サービスのテクニックや技術、お客様への接し方も身につく一冊。(引用:ダイヤモンド社HP より)

【ポイント】仕事である以上に人として。

外資系保険会社にて現役で活躍する保険セールスのトップが監修する小説語りの一冊。
決意を持って入った職場で、今一つ成果を出すに徹しきれない主人公がメンターを決め、
泥臭く這い上がりながら大きく成長していくストーリー。
変化のきっかけをつかみたい方には読んでいて爽快です。
実際に営業や販売、サービスの仕事をしている人には即役立つ、テクニックや技術、お客様の接し方が学べます。
また、人として大切なことも物語を通じて学べる内容になっています。

まとめ

一流の営業パーソンには、それぞれが結果を出すためにこだわる不変性があります。

目の前の仕事をひたすら打ち込むことも大事ですが、ときにふと立ち止まって書籍からの知識を得ることで成長のきっかけが手にはいるかもしれません。

今回の記事が明日からの仕事に活き、目標達成に向けて一助になれば幸いです。

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