1.長時間の外回りにおススメ!パラブーツ(Paraboot)
パラブーツはフランス発祥で、1908年からMade in Franceを貫く由緒正しいブランドです。もともと軍用や登山靴向けに作られていた革靴をタウンユースでも履けるように改良して作られました。
一般的な革靴に使われているカーフよりもオイル含有率が高い”リスレザー”を採用し、水に強い製法(ノルヴェイジャン製法)により、雨に強いものになっています。他にも、インソールには通気性の良いコルクがしきつめられていたり、ソールには天然ゴムが使用され、長時間歩いても疲れにくいのが特長です。
特に、「ミカエル」と「シャンボード」が人気です。ファッション性も高く、オンオフどちらでも活躍するオールマイティな存在です。革靴好きな方にオススメしたい一足です。
2.ジェームズ・ボンド気分が味わえる チャーチ(Church’s)
こちらも知る人ぞ知る伝統的なブランドです。1873年創業のイギリスでブランドで、英国の正統派の地位を確立しており、セレブリティたちや映画「007」のボンドが愛用していたことでも有名です。
数ある型のなかでも、「グラフトン」が雨の日にオススメです。無骨な見た目と美しい流線型が男らしい、クラシックは一足で、厚さが1cmほどあるダブルソールや防水性を高めるストームウェルトのおかげで、雨の日でも安心です。
大切な人とのデートの時間、突然の雨に見舞われたとしても、いつもと変わらず男らしさを引き出してくれる頼もしい一足です。
3.革靴の王道をえらぶなら リーガル(REGAL)
日本での地名度がとても高いリーガルは、1902年創業の老舗ブランドです。そのリーガルの中でも、雨の日にオススメなのが「ガラスレザー」。
ガラスレザーとは、本革の上に特殊な樹脂加工を施したもので、独特な輝きが特徴です。この樹脂加工によって、防水性が非常に高くなり、雨や泥を弾きます。ソールをゴムソールのタイプのものにすれば、雨の日にはもってこいな一足です。
雨の日用の一足として、持っている人も多いようです。
4.実はスエードが雨に強い!クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)
こちらも先ほど紹介したチャーチと同じくイギリスのブランドです。1879年に創業して以来、同族経営で発展しつづけてきたブランドで、英国の靴を語るには忘れてはならない存在です。クオリティの高さから英国内外で評価されており、メンズに限らずレディースも世界的に有名です。
このクロケット&ジョーンズでオススメしたいのが、スエード素材のものです(例えば、チャートシー)。一見、雨に弱そうなイメージのスエードですが、ほんとは一番雨の日に適した革靴かもしれません。なぜかと言うと、スエード素材は防水スプレーとの相性が抜群によく、それによりカーフを圧倒的に上回る撥水性を持ちます。
イギリスでは、「ブラウンのスエードは雨用の革靴」として認識されているほどです。
靴のメッカ、イギリスと言われますが、雨の日でも足元から気を使い、雨に強い素晴らしい革靴ブランドが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「革靴が雨の日でも、心配せず履けるなんて…」と初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。雨の日でも足元からキメて、デキる男になりましょう。