仕事で夜遅い社会人必見!朝をスッキリ起きるための3つの方法

睡眠

毎朝が眠たい。でも起きなければ。
なかなか布団から出られない。目が覚めない。目覚ましは何度もなるのに…。

冬は公私ともに行事が多く、仕事もプライベートも充実しているが故に発生してしまう「朝が眠たい&起きれない現象」に対して、手軽に実践できる対処法をまとめてみました。

そもそもあなたが朝起きられない理由は?

人によって多くの理由がありますが、大きくは2つのタイプに分けられるようです。

1:睡眠時間が足りていない

いつも仕事で帰りが遅くなってしまい、寝る時間が遅くなってしまったというタイプの方。仕事を早く切り上げられればいいですが、なかなか帰っても時間が取れないなんてビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。

2:睡眠の質が十分ではない(熟睡出来ていない)

もう一つは、寝つける時間はあるが熟睡が出来ていない場合です。就寝前の過度な飲食、光刺激の強いものに就寝前にあたってしまっている(携帯電話でのメールやゲーム、コンビニetc)など様々な要因があります。

今回は、寝たくても時間が少なくなってしまいがちな方向けに、1の睡眠不足に焦点を当てて考えてみましょう。

・日本人は寝不足国民?

一般的に人が必要な1日当たりの睡眠時間は、成人男性でも6~8時間が推奨されているとのこと(ただし、個人差はあり)。しかしながら、対して日本人の勤労者を対象した調査では、6時間を下回るケースも少なくないありません。厚生労働省が取りまとめた「健康づくりのための睡眠指針2014」など、睡眠対策情報も掲載されています。

▼関連ページ
厚生労働省,『健康づくりのための睡眠指針 2014 ~睡眠 12 箇条~』

朝を爽快に起きるための生活術 3選

特に今回は、寝る時間が遅い、睡眠時間があまり十分に取れないといった場合でも活用できる、朝をスッキリ起きるための生活術を今回は3つに絞り紹介します。

・部屋と布団の中を温め動く環境を整える

冬のこの時期起きれない原因の一つは”寒さ”。人間の脳は、体温が上がると覚醒する様にできています。それには、動けるように部屋の暖房機にタイマーをセットしておくことが一つ。部屋が暖かいだけで、布団から抜けだす動作に心の重さが軽減されます。

他にも、布団自体もドライヤーなどで温風を送り温めながら、布団の中で手や足も動かすとよいでしょう。手をグーパー、足をバタバタ、体を左右にゴロゴロするだけでもOKとのことです。

・光を浴びる

朝から明るい光を浴びることで、体内時計をリセットすることができます。これは生活リズムを作っていくためにも欠かせないテクニックの一つです。朝起きたらまずカーテンを開けて、朝の光を部屋に入れることを習慣化してみましょう。今では自動で部屋のカーテンを空けられる装置も販売されていたりします。

また、直接日光の入らない部屋や天候の悪い日であっても、部屋の照明を付けることからスタートしてみるのも一つの方法かもしれません。

・朝シャワーで頭の中もスッキリ

朝は、熱めのシャワーを浴びこともおすすめです。これにより脳の交感神経が活発になります。朝このシャワーを浴びながら体を温め、頭を働かせながら今日1日のスケジュールを見直す作業もできたりするので効果的です。

※逆に、夜はぬるめのお風呂に入ると、リラックスしているときに働く副交感神経が優位になり、眠りにつきやすくなります。

まとめ

規則正しい食事、睡眠、運動など他にも朝スッキリ起床するための方法はいくつもありますが、なかなか全てを行える方も多くはないかもしれません。より質の高い生活をしていくためにも今回は一例ですが、何か一つでも実践しやすい朝の工夫をつくってみましょう。

※朝が起きられないことが場合によっては、何かしらの病状によって引き起こされている場合もあります。必要な方はお近くのかかりつけの病院にて、睡眠に関してのアドバイスを受けるようにしましょう。

◆参考

○参考ページ
 厚生労働省:「睡眠対策」

○神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 樺沢紫苑

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