だんだん冬の寒さが和らいできて、少しずつポカポカしてきた最中、やつはじわじわと忍び寄ってきます。
そう、それは…花粉です。
日本人の約半数が花粉症と言われており、この時期すでに鼻がむずむずしはじめている人たちも多いのではないでしょうか。
困っている人が多い花粉症、なかなか治すことはできなくても、その症状を小さくすることはできます。
そもそも花粉症とは、体内に入ってきた花粉をカラダが異物と判断してしまい、免疫機能が過剰に働いてしまうことで、かゆみや鼻水・鼻詰まりのような症状がでます。ですので、花粉症の症状を和らげるポイントは花粉の侵入を防ぐことと、免疫力を高めることです。
このポイントおさえつつ、日常生活でできる花粉症対策のコツは、この3つ!
・呼吸は鼻ですること
・腸をキレイに保つこと
・十分な睡眠をとること
なぜこの3つが花粉症の症状を和らげてくれるのか、一つずつお話いたします。
ここを見直してみて!花粉症対策3つのコツ
1.呼吸は鼻で!鼻毛で花粉ガード
なぜ”口”でなはく”鼻”で呼吸をするのかと言うと、花粉症は花粉がのどの粘膜に付着して引き起こされます。口で息をすると花粉がダイレクトにのどに届いてしまうからです。しかし、鼻で息をしていれば鼻毛のガードで、花粉が奥まで侵入しにくくなります。マイナスイメージの強い鼻毛ですが、見えないところで働いている私たちの強い味方なのです!
鼻呼吸が苦手な方は、ガムを噛むことをおすすめします。ガムを噛んでいると自然と口は閉じられます。仕事の都合上、ガムを噛みづらいという方は飴をなめてみてはいかがでしょうか。
口を閉じて、鼻で呼吸することが目的ですので、日頃から意識をすることですぐできそうですよね。
2.腸をキレイに!免疫力アップで症状の軽減
こちらも一見、花粉症とまったく関係がなさそうに思えますが、前述の通り、免疫力の点で大きく関わってきます。腸には免疫細胞の約6割が集まっているので、腸内環境と体の免疫力は直結しているといっても過言ではないでしょう。腸をキレイにすることで、免疫力も上がると言われています。
温かいものを飲んだり、2種類の食物繊維、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよくとって腸内環境を整えるのがおすすめ。簡単に説明すると、水溶性食物繊維は腸内のゴミ掃除をしてくれて、不溶性食物繊維は水分で膨らんで大きくなることで腸の動きを活発にさせてくれます。前者は果物や海藻に、後者は根菜や豆類に多く含まれます。
腸をキレイにして免疫力を上げることで、花粉によるつらい症状を緩和させましょう。。
3.十分な睡眠を!休む時はしっかりと
こちらも免疫力を高めることに有効です。睡眠を十分にとることで、ホルモンバランスや自律神経を整えることができます。
でも、花粉症の時期は同時に年度末で仕事も忙しくなる時期なので、ストレスですぐには寝つけないないかもしれません。そんなときは、温かいものを飲んでリラックスするのがいいでしょう。特にカフェインレスのハーブティーなどがおすすめです。
ベッドに横になって休むだけでも、身体は意外と休息しています。オンとオフを切り分けて、休むときはしっかり休んで免疫力を高めましょう。
花粉症対策は日々の生活から!
これだけやれば花粉症の症状を抑えられる!というわけではありません。ですので、マスク等で花粉自体を寄せつけないようにしながら、日ごろの生活でこの3つのコツをおさえて花粉症の症状を和らげましょう。
もし、「花粉症のせいで仕事でのパフォーマンスを落としたくない!」「花粉症に悩まされるのはもう嫌だ!」と思っている方は関連記事で花粉対策グッズをご紹介していますので、そちらも一緒にご覧ください。
関連記事:
花粉にもう邪魔はさせないっ!2019年版!おすすめ花粉症対策グッズ https://blog.style-tokyo.com/beauty/2141/