ビジネス用語を使いこなせたらかっこいいと思いませんか??
新卒1年目、エクセルやワードなど定型的な業務を覚え、目の前の仕事を教わらずとも一人でこなせるようになってくると仕事は楽しいですよね。とはいってもオフィスで飛び交う言葉に理解がついていかないこともありませんか。会議で専門用語が飛び出すと、とたんに沈黙してしまったり。ビジネス用語を覚えておくと、会議や打ち合わせの場でとっさに意見することができ、周囲のあなたを見る目が変わってきます。
知ってて得するビジネス用語をご紹介させていただきます。
今回の用語は
「ホワイトカラー・ブルーカラー」です。
仕事の種類を表すこの2つの用語は、社会人であれば必ずそのどちらかには属します。
自分がどちらに属しているかを覚えておきましょう。
ホワイトカラー?ブルーカラー?
『カラー』とは色ではなく、『襟(えり)』を指します。『ホワイトカラー』はスーツを着て仕事をする人のことで、営業職や事務職を示し、『ブルーカラー』は作業着を着て仕事をする人のことで、工場など生産の場で働く人を示します。
◇ホワイトカラー
人間を対象とする知的な精神労働。より高度な研究開発を行うことが多いため、ブルーカラーより高年収とされていますが、学歴を重視している傾向にあります。
ホワイトカラーの代表的な職種は、営業や複数の人間がチームを組んでプロジェクトをする場合などを指し、コミュニケーション能力が必須とされています。
デメリットとしては、残業が多いです。日本企業は社員を正規雇用した場合、雇用保障をする必要があります。そのため社員数を少数採用に抑える傾向があります。
つまり、日本企業は必要人数ギリギリで会社を運営しているため必然的に長時間労働を強いられることになります。
残業が多い以外にも、役職につくと責任の範囲が広くなること、仕事の複雑化が挙げられています。
参考:https://venture-finance.jp/archives/3766
◇ブルーカラー
製造業、建設、鉱業など直接物を生産する肉体労働。
高い技術力が求められます。
作業環境の過酷さ、危険さ、劣悪さを指摘されることもありますが、アメリカでは近年ブルーカラーが大人気です。
ルーティーン化された作業が多く、作業方法がわかりやすいところや、時給での給与計算するケースが多いため、給与体系が公平でクリアなところが魅力だそうです。
ちょっと余談ですが・・・
メタルカラーというのもあります。高度な技術を持つ創造的な工業技術者を指す言葉です。ブルーカラーよりもさらに専門性が高く、ブルーカラーの生産性の向上に貢献しています。
自分に合った働き方を
「ホワイトカラー・ブルーカラー」についてざっくりとでもイメージできましたでしょうか?
それぞれ仕事内容は全く異なりますが、それぞれのメリットがあるため、どちらもやりがいを持てることは間違いありません。自分自身が仕事に何を求め、何を得ていきたいのかをしっかり判断した上で、職種を決めていけたらいいですね。
次回もビジネス用語を誰でもわかるようにわかりやすくご紹介させていただきます。