みなさんの周りにもこんな人いませんか?
“かっこいいオーラを感じる”
“信頼できる”
“仕事ができそうにみえる”
“格の高さを感じるがいい人だと感じてしまう”
職場や取引先、交流会などのあらゆる場面で、なんだかひときわ目を惹く仕事のできそうな
カッコいい人っていますよね。
そんな人たちには共通するモテるしぐさがあるんです。
今回は、同性からも異性からも“モテる”ためのしぐさを見ていきます。
第一印象が決まる「姿勢」
人の印象は姿勢で決まります。
オーラのある方は全方位の姿勢や身だしなみに気を使います。立ち姿、座り姿でもそれぞれポイントがあります。
自信に満ちあふれる「立ち姿」
相手にまず伝わるのが「立ち姿」です。
正しい立ち方は壁に背をつけ、頭を引っ張り上げられるようなイメージで、頭、背中、おしりを壁にくっつけます。
肩甲骨を引き寄せると胸がはって見えるので、自信のオーラがあるようにみえます。
男らしい「歩き姿」
性格をよく知っている周りの人の歩き姿をみると、なんとなく内面とリンクしてるなって感じませんか。
歩き方にはよくも悪くも、とても内面があらわれるといいます。
モテる歩き姿のポイントは、前述した立ち姿を基本姿勢に、次の3つを意識します。
・肘は少し外側を向ける
・歩幅を大きくしてゆっくりと歩く
・あごをひいて、視線はまっすぐにする
男らしい歩き姿でまわりを魅了しましょう。
スマートな「座り姿」
楽な姿勢をとろうと、ついつい背もたれにべったり寄りかかりたくなりますが、「座り姿」は体幹の筋肉で支えて、背もたれは軽く触れるくらいが良いです。
また、ビジネスシーンは足を組まないのがマナーです。
背もたれに寄りかかりたくなるのも、足を組みたくなるのも筋力不足の方に多く見られる傾向なので、カッコいい姿勢を保つためにも鍛える事も重要です。
安心感を与える「挨拶」
オフィスや自分の部屋に来訪者があったときどうするのが正解でしょうか。
「笑顔で席を立ち、オーバーリアクションで出迎える」
こうすると訪問者を認識されていることが相手に伝わって安心感を与え、喜ばれます。
また、よく使う会釈(えしゃく)でもポイントがあります。
相手への尊重が伝わる「会釈(えしゃく)」
社内でよく使うのが会釈(えしゃく)です。
会釈とは上体を15°の角度で曲げる、軽い一礼です。
相手と向き合ってしっかり目を見ること、そしてゆっくり動作することで印象がぐっと良くなります。
好印象を与える「会話」
会話において相手に好印象を与えるためにはしぐさが重要です。
人は見た目が9割とも言われますが、何を会話するかよりも、どのように会話するかの方が相手に情報が伝わります。ぞれぞれ、話し方、聞き方それぞれでポイントがあります。
理解の姿勢が伝わる「聞き方」
心がオープンな状態で聞いていることを示すしぐさとして「うなずき」「笑顔」「あいづち」がポイントになります。
特に日本人は動きが小さいため、オーバーにやるくらいがちょうどよいかもしれません。
うなずきは、相手の会話のリズムにリズムを合わせず頻繁にうなずいてしまうと、逆に聞いていない印象を与えてしまいます。
また、もうひとつのポイントは相手にからだをしっかりと向けて、目を合わせることです。
相手は安心して、ついつい色々な話をしてしまうことでしょう。
説得力のある「話し方」
自分が話すときは、目線と手の動きを組み合わせることで、聞き手の意識を引き寄せます。効果的に指先を動かして、資料を指したり、指で数を表す動作をしたり、手の高さや広げ方を変えると、聞き手の集中度は高まります。
会議やプレゼンなど、聞き手が複数人いる場合でも、一定間隔に目を合わせて話す人を決めて話をすると、目線を合わせた人の周囲にいるいる人も自分に向けて話されている気持ちになり、集中してもらえます。
モテしぐさは努力でつくれる
モテるエグゼクティブなオーラを漂わせるには、容姿や人柄は関係ありません。それは日常生活の中でちょっとだけでも意識し続けられるかどうかです。
普段からの意識づけは誰でも努力することでできると思います。コツコツの積み重ねでモテしぐさを身につけ、周りから一目置かれる誰からもモテるビジネスマンを目指しましょう。
<参考>
『PRESIDENT 2019.7.5号 稲森和夫が教えてくれた「人間の器」の広げ方』,プレジデント社,P64~P66
丸山 ゆ利絵(2019) 『「一流の存在感」がある女性の振る舞いのルール』,日本実業出版社