こんにちは。今年の春には元号が変わりますし、平成時代の30年間はさまざまなことが起こりましたね。
情報技術の飛躍的な発展により、一人一台のパソコンがスタンダードとなり、複数のモバイルを駆使する人も増えています。入社して業務に携わる際には、パソコンなしでは何もできない時代になってきています。そんな時代だからこそ、ITリテラシーの差が仕事のスピードに大きく影響をもたらします。
以前、多くの会社で使われる Windows OS パソコンで、知っておくと便利なショートカットキー(基本編)を紹介しました。
今回は、多くの会社で使われる Windows OS パソコンで、知っておくと便利なショートカットキー(応用編)を紹介します。知っていなくても対処できる操作ではありますが、このキーを知っていれば、より効率良く業務をこなすことができ、ライバル社員との差を少しでも埋めることができるでしょう。
エクスプローラーを開く
[Windows]キー + [E] キー
エクスプローラーは、「ファイル および フォルダーの管理ツール」という役割があります。実際に実行してみると、左側は「PC」や「ネットワーク」などを含めたフォルダー階層が、右側は「ドキュメント」や「デスクトップ」などのフォルダーなどが表示されます。
エクスプローラーから、「PC(Cドライブ)」、「ドキュメント」などのフォルダーへのアクセスが容易にできます。
“デスクトップにショートカットを作るのが速くアクセスできるのでは?” と疑問に思った方も多いと思います。ショートカットを作成し、利用することも素晴らしいです。しかし、デスクトップはシンプルにすると作業効率が上がります。デスクトップ上に大量のアイコンがあると、どこに何のファイル・フォルダーを置いたかわからなくなります。
そこで、目的のファイル・フォルダーへのアクセスを容易にするために、エクスプローラーからアクセスしてみてはどうでしょうか。
マイクロソフト アプリケーションのショートカット
この操作は応用編らしい操作です。今まで紹介してきたショートカットキーは一段階で実行できましたが、本操作は二段階の操作が必要です。マイクロソフト製品のみと限定ではありますが、アプリケーションを一発で起動したいときに便利な操作です。
今回は、よく利用される「Internet Explore」、「ペイント」、「電卓」、「メモ帳」のアプリケーションの起動方法を紹介します。
Internet Explore
・[Windows]キー + [R] キー から「ファイル名を指定して実行」にて、以下を操作します
・iexploreと入力し、[OK] を選択します
ペイント
・[Windows]キー + [R] キー から「ファイル名を指定して実行」にて、以下を操作します
・mspaintと入力し、[OK] を選択します
電卓
・[Windows]キー + [R] キー から「ファイル名を指定して実行」にて、以下を操作します
・calcと入力し、[OK] を選択します
メモ帳
・[Windows]キー + [R] キー から「ファイル名を指定して実行」にて、以下を操作します
・notepadと入力し、[OK] を選択します
URL編集
[Ctrl]キー + [L] キー
「エクスプローラー」、「Internet Explorer」、「Microsof Egde」、「Google Chrome」などを利用する際、このショートカットキーを利用するとアドレスバーを編集することが可能です。アドレスバーは、通常はページ上部にある横に細長い枠です。
アドレス入力時に、マウスやトラックパッドを用いてカーソルを合わせての編集にストレスと感じる方は多いのではないでしょうか。そこで、このショートカットキーを使えば一発の操作でアドレスバーを編集できるため、ストレスを感じづらくなると思います。
マウスやトラックパッドから、アドレスバーへの編集にストレスを感じている方はぜひ利用してみてください。
ウィンドウを閉じる
[Alt] キー + [F4] キー
Windows OS ではさまざまなアプリケーションを利用できます。アプリケーションを閉じる際は、アプリケーション上の右上にある × ボタンをクリックします。この操作はファイルやフォルダーでも同様です。
しかし、マウスやトラックパッドの移動は、時にストレスとなる場合があります。そこで、キーボードから一発でアプリケーションを閉じることが、このショートカットキーで実現できます。このショートカットキーを利用して、アプリケーションを閉じる際の手間を減らすことで、業務効率が上がるはずです。
新規ファイルをオープン
[Ctrl]キー + [N] キー
さまざまなアプリケーションが利用できる Windows OS では、今現在利用しているアプリケーション画面をもう一つ表示させたい場合は、いくつかの操作のをする必要があります。これは、ファイルやフォルダーも同様です。
複雑な操作が多いと、その操作の分手間が多くなります。このショートカットキーを利用することで、その手間を省き業務の効率化につながります。ぜひ、このショートカットキーを利用して業務の効率化を図ってみてください。
タブ操作
新規タブ作成 : [Ctrl]キー + [F4] キー
タブ削除 : [Ctrl]キー + [F4] キー
タブ機能があるアプリケーションを利用する際に便利な操作です。例えば、「Internet Explore」や「Google Chrome」などでは、タブ機能があります。タブを利用することで一つのアプリケーション画面で複数のWebページを開くことができます。しかし、このタブの変更もマウスやトラックパッドの変更する方が多いのではないでしょうか。キーボード操作している際、マウスやトラックパッドの操作があると手間を感じることがあります。
しかし、このショートカットキーを利用するとキーボード操作をしている最中でもタブ変更が容易に可能です。そのため、手間が減り業務効率を図ることができます。タブ変更に手間を感じている方がいたら、このショートカットキーを実践してみてください。
全てのウィンドウを最小化する
[Windows]キー + [D] キー
複数のアプリケーションを開いているときに限って、デスクトップを表示さたい場面が発生する方はいるのではないでしょうか。私自身もその経験がありますが、アプリケーションを一つずつ最小化するのは、大変な手間です。
しかし、このショートカットキーを利用すれば一発でデスクトップが表示されます。またこの操作の利点は、誤ってデスクトップが表示された場合、もう一度この操作を実行することでデスクトップが表示される前の状態に戻ります。つまり、誤って操作した場合はもう一度同じ操作をすることで元の状態に戻ります。ただし、ショートカットキーを利用してデスクトップが表示されて何らかの操作した場合は、もう一度このショートカットキーを実行しても元の状態には戻らないので、注意ください。
パソコン業務で、アプリケーションを多く起動している際にデスクトップを表示したい場合は、実践してみてください。
ロック画面にする
[Windows]キー + [L] キー
セキュリティの観点から、パソコン業務をしている状態から離席する際は、通常ロック画面などにして、第三者からの閲覧や操作をさせないようにする会社は多いと思います。しかし、通常のロック画面の操作は複数の操作を実施する必要があり、離席時に手間を感じる方はいるのではないでしょうか。
しかし、このショートカットキーを利用することで複数の操作をせずに一発でパソコンの画面をロック状態にできます。業務途中で離席する際は、実践してみてください。
まとめ
知っておくと便利なWindowsショートカットキーの応用編をまとめてみました。
基本編で紹介したものに加えて、応用編で紹介したショートカットキーを実践することで、資料作成やパソコン業務の効率化が可能となり、今までより仕事に余裕ができるのではないでしょうか。
次回は、Windows 10 OS ならではのショートカットキーなどを紹介します。最新の Windows OS でのテクニックでライバル社員との差が開くこと間違いなし。そのためにも、基本編&応用編のショートカットを、まずは実践してみてください。