やってきました食欲の秋！
実りのシーズンになりましたね。この時期はサンマ、柿、梨、栗、さつまいも、まつたけなどなど美味しい食材が八百屋さんやスーパーマーケット、デパートに並んでいます。
女性を中心にブームになっている焼き芋、お取り寄せで人気のある干し芋、スイーツとしても、料理としても多方面から活用されている食材がさつまいもです。
今回はサンマに続き、大人から子供まで大好きな「さつまいも」をテーマに、栄養素を生かした食べ合わせとレシピをご紹介します。
美味しいだけじゃない！いいことづくしのさつまいもの栄養素
さつまいもには美容や健康を意識している方も注目している栄養素が豊富に含まれています。
まず注目したいのはビタミンCです。体内で生成できないので、毎日の食事から摂り入れたい栄養素のひとつです。
ビタミンCはコラーゲンの生成に関与しているので、骨や肌の健康を維持するのに不可欠です。さつまいもに含まれるビタミンCは、加熱に強いと言われているので料理にも取り入れやすいですね。
からだの内側から健康維持をサポートしてくれるのが食物繊維とヤラピンです。
イモ類のなかでさつまいもの食物繊維含有量はトップクラスです。さつまいもに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」というもので、中身よりも皮に多く含まれており、皮ごと食べることで食物繊維を豊富に取ることができおすすめです。
ヤラピンも皮に多く含まれる成分のひとつです。さつまいもを生のまま切ったときにでてくる白い液体です。ヤラピンは不溶性食物繊維と同様に皮ごと食べることで、内側からの健康維持サポートにおすすめです。
ヤラピンは熱にも強いので、焼いても、煮ても、蒸しても大丈夫です。
また、野菜類のなかでもさつまいもに多く含まれているビタミンEは、健康維持を助ける栄養素として高い支持を集めています。
さつまいもの長所は捨てるところがほとんどないことです。なので、栄養を余すことなく摂り入れることができます。
さつまいもに＋○○で〜〜
さつまいもの栄養を身につけた次は、その栄養素を生かした効果的な食べ合わせとレシピをご紹介します。
さつまいもは、焼き芋や干し芋などそのままでも十分美味しくいただけますが、せっかくならさつまいもの持つ栄養素をより効果的に摂り入れたいですよね。
ここからは、栄養を効果的に摂り入れられ、料理に取り入れやすい食材を用いた３種類のレシピをご紹介します。
さつまいも＋たんぱく質でバランスよく
おすすめポイント
さつまいもに足りない栄養素はズバリたんぱく質です！
なので、たんぱく質を別の食材で補うことでバランスがよくなります。
たんぱく質源には、肉、魚、卵、豆類があげられます。その中から今回は、どの食材とも相性が良く、調理加工のしやすい豚肉を使ったレシピをご紹介します。
さつまいもと豚肉の煮物
【一人分】
さつまいも 150g
豚バラ肉(ブロック) 80g
さやいんげん 20g
ごま油 小½
だし汁 50cc
みりん 大1・½
みそ 大1
醤油 2g
さつまいも＋乳酸菌で便秘解消
おすすめポイント
さつまいもの食物繊維と乳酸菌の相性もバッチリです。
乳酸菌が多い食材は、キムチ、ヨーグルト、味噌、納豆があげられます。
今回は、さつまいもには珍しいサラダレシピを紹介します。料理に合わせやすいヨーグルトとマヨネーズを使用しているのでお手軽です。ポテトサラダ風なので、大人にも子どもにも好まれます。
さつまいもとヨーグルトサラダ
【一人分】
さつまいも 80g
きゅうり 15g
塩 少々
無糖ヨーグルト 大1
マヨネーズ 大½
塩 少々
胡椒 少々
さつまいも＋酵素で健康維持に！
おすすめポイント
生の大根にはリパーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼなどの酵素も豊富です。
大根の消化酵素、さつまいもの食物繊維で効率的に栄養素を取り入れることができます。
さつまいもとじゃこのおろしポン酢
さつまいも 60g
ちりめんじゃこ 5g
大根おろし 50g
ポン酢 大1/2
揚げ油 適量
毎日のさつまいもで内側から若々しい身体に！
「食欲の秋」と言われるように、秋はついつい食べ過ぎてしまいます。
だからこそ、食生活の見直しをするいい機会かもしれません。
ビタミンCや食物繊維、ヤラピンを多く含むさつまいもは、健康維持にうってつけの食材です。
食べ合わせレシピを参考に、効率的に栄養素を取り入れる習慣づくりをしてみてはいかがでしょう？
蒸かし芋を冷蔵庫に常備しておくと、おやつとしてそのまま食べることもできますし、料理にも取り入れやすくなるので便利です。
実りの秋は食べたいものがたくさんあります！健康的な状態で美味しく秋の味覚を堪能しましょう。
さつまいもを日々の食事に摂り入れて、いつまでも若々しい身体で楽しい生活をおくりましょう。
