食べ物の秋「松茸」レシピ~高級だけじゃない!実は女性に嬉しい栄養がいっぱい~

食べ物の秋シリーズpart4_画像「松茸」~高級だけじゃない!知られざる健康効果~

食欲の秋に食べたい高級食材といえば「松茸」
実りのシーズンになりましたね。この時期はサンマ、柿、梨、栗、さつまいもなど美味しい食材が八百屋さんやスーパーマーケット、デパートに並んでいます。

そんな数ある味覚のなかでダントツに高級な食材が「松茸」ですよね!

松茸ご飯や、松茸の土瓶蒸しが代表的な料理として挙げられます。
普段なかなか食べる機会がない松茸だからこそ、食べるときは思い切り楽しみたいですよね。

今回は、そんな松茸が持つ健康の豆知識についてお伝えします。香りの良さ、味に加えて栄養成分もしっかり把握することで、食べるときの喜びがアップすること間違いなしです。

松茸は芳醇な香りの高級キノコ

松茸と言えば芳醇な香りが特徴の高級なキノコとして知られています。
香りを楽しむために土瓶蒸しなどの料理がありますね。

また、高級な食材として有名で、国産のものだと100gが10,000円で販売されることもあります。松茸が他のキノコよりも高級な理由が、人工的につくれないことと、収穫量が少ないからです。

松茸は赤松という木の根本にしか基本的に生息しません。この状態を人工的につくり出す技術がなく、未だ人工栽培が確立されていません。
また、通常キノコは落ち葉などが蓄積してできた栄養豊富な土壌で育ちますが、松茸は栄養の少ない土壌の方がよく育つとされています。

松茸が持つ女性の健康にうれしい栄養素とは

松茸はいい香りのする高級キノコというだけではありません!松茸の香り成分にも健康をサポートする働きがありますし、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で栄養素がたっぷりな食材です。

香り成分

松茸の香りには「マツタケオール」と「桂皮酸メチル」という成分が含まれています。この成分は、「昨日食べすぎたかな」という時などにおすすめです。

食物繊維

松茸には不溶性の食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、内側からの健康維持サポートにおすすめです。

ビタミンD

脂溶性ビタミンであるビタミンDは、カルシウムの体内への吸収をサポートします。そのため、骨や歯を丈夫で健康な状態に保ちます。

ナイアシン

ナイアシンは、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一つです。美容や健康に関心の高い方たちから注目されているビタミンで、健康を保つなどの要素がたくさんあります。

カリウム

身体の調子を整える働きをするミネラルの一つにカリウムがあります。
カリウムは体内の浸透圧調整に関与し、水分量を適した状態にコントロールします。摂りすぎたナトリウムや水分を体外に排出する働きがあり、すっきりしたい方におすすめです。

松茸の栄養をそのまま活かしたおすすめレシピ

せっかく松茸を食べるなら、芳醇な香りと栄養をそのまま楽しみたいですよね!
今回は、栄養素たっぷりの松茸をより効率的に食べられるレシピ2種類をご紹介します。

土瓶蒸し

おすすめポイント:香りを閉じ込めた状態で調理しているので食べるときに香りを最高潮に楽しめます。また、栄養が詰まった汁を飲めるので余すところなく栄養を召し上がることができます。

〈材料 2人分〉
松茸 1本
むきエビ 2本
鶏のささみ 1本
三つ葉 適量
すだち 適量
☆出汁 2カップ
☆酒 大½
☆薄口醤油 小½
☆塩 一つまみ

〈作り方〉
①松茸の土をふき取り、タテに割く
②むきエビとささみは湯通しする
③☆を合わせて火にかける
④沸騰する直前になったら具材を投入して蓋をする
⑤松茸がしんなりしたら三つ葉をトッピング
⑥食べる直前にすだちをお好みで絞る

松茸ご飯


おすすめポイント:水に溶けだした栄養素をごはんが吸収するので、栄養を余すところなく召し上がることができます。

〈材料 2人分〉
米 1合
松茸 2~3本
☆出汁の元 小2
☆酒 大2
☆薄口醤油 大1
☆みりん 大2
☆塩 一つまみ
☆三つ葉 適量

〈作り方〉 
①研いだ米と☆の調味料を炊飯器にいれ、水を1合目の目盛りまで注ぐ
②松茸は綺麗に汚れをふき取り、軽く水ですすいだら好みの大きさに割く
③炊飯器でご飯を炊く
④熱いうちによく混ぜる
⑤三つ葉で飾る

松茸の栄養素を生かした食事で、食欲の秋を健康的に!

松茸を高級だから、季節ものだからという理由だけで食べるのはもったいない!

松茸には女性に嬉しい美容成分や、旦那様のためにもなる内側から健康を維持できるような栄養素がふんだんに含まれています。

今この時期だからこそ食べられる松茸。だからこそ栄養面での価値をしっかり取り入れることで、より良く楽しめます。

家庭や料理店で松茸を食べる際には、味や香りと同時に栄養についても是非楽しんでみてください。

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