体に優しい干し芋を間食に
焼き芋に続き、干し芋の時期になってきましたね。
干し芋っていうと地味な印象ありませんか??
私は実家で2㎏の干し芋を箱買いして秋から冬にかけておやつ代わりに食べていたのが懐かしい思い出です。
今ではコンビニや100円ショップにも売っていて手軽に食べられるおやつになっています。種類の幅も広がっていて若い世代にも受け入れられるようなかわいいパッケージのものも多くあります。
干し芋は無添加で、お子様のおやつにも便利な商品です。
とは言え、頻繁に与えるとお子様は飽きてしまいますし、日が経つと硬くなって美味しくなくなってしまいます。
そんな干し芋がお子様のおやつにおすすめな理由と、与えるときの注意点を踏まえながら、飽きることなく美味しく楽しく食べられる食べ方をご紹介します。
干し芋の材料はさつまいものみ!添加物なし!
素朴な味わいの干し芋。
美味しいだけではなく、実は身体にも優しいんです。
干し芋はさつまいもを蒸かしてから皮を剥き、スライスして天日干ししたものです。つまり、原料はさつまいものみなので、人工甘味料など食品添加物が含まれていないものがほとんどです。育ち盛りのお子様に是非取り入れたいおやつですね。
食物繊維が豊富!でもカロリーが高いので要注意
干し芋は食物繊維が豊富なので食べ過ぎたなと感じた日におすすめです。
また、干し芋は歯ごたえがあるので、たくさん噛むことによって満腹感が出て腹持ちも良くなります。ものにもよりますが、1個だけでも充分満足感があります。
ここでひとつ気を付けていただきたいのが、食べ過ぎることです!
干し芋がいくら食物繊維が豊富で無添加だから身体に嬉しい食べ物と言っても、主成分が炭水化物、つまり糖質なので体重増加につながります。
美味しいので一度食べると手が止まらないのもわかりますが、一旦ここは適量で我慢しましょう…
干し芋を美味しく食べよう
そのままでもおいしい干し芋。トースターや電子レンジでよりおいしく食べることができます。
温めることでより甘く感じ、砂糖を使う必要がなく自然な甘さで美味しく食べられます。
干し芋を楽しむ幅が広がりますね。
まずは温めるだけで美味しく食べられる方法をご紹介します。
温め方によって食感が変わるので、お子様の好みに合わせることができます。
1. オーブントースターで1~2分焼くだけ!
平干しタイプの干し芋におすすめしたい温め方です。
カリッとした食感が楽しめます。また、香ばしいお芋の香りが引き立ちます。
オーブントースターで1~2分焼くと丁度いいです。
焼いたまま放置すると硬くなってしまうので気をつけてくださいね。
2. 電子レンジで30~60秒チン!
丸干しやスティックタイプの干し芋におすすめしたい温め方です。
もちもちとした食感が楽しめます。また、甘さが凝縮され、ねっとり感がアップします。
ラップをして電子レンジで30~60秒チンすると丁度いいです。
3. オーブントースターと電子レンジのW使い!
平干し、丸干し、スティックタイプなどどの切り方にもおすすめしたい温め方です。
中はもちっと、外はカリッとした食感を楽しめるいいとこどりの干し芋です。
電子レンジで温めてからオーブントースターで焼き色をつけると丁度いいです。
焼きすぎると硬くなるので注意が必要です。
干し芋を使ったアレンジレシピ
美味しい干し芋も毎日食べていたら飽きてしまいますよね。
ここでは、お子様のおやつにピッタリな干し芋を使ったアレンジレシピをご紹介します。
干し芋の無添加という利点を生かしたマクロビおやつです。
少し凝ったおやつを作りたいと思ったときにおすすめです。
1. 干し芋ごはん
作り方はさつまいもご飯とまったく同じですが、食感が一味変わってくるくせになる炊き込みご飯です。
材料(3人分)
干し芋 お好みの量
お米 2合
昆布・だし汁 適量
塩・酒 適量
ゴマ塩 お好み
作り方
①干し芋をサイコロ大に切る
②砥いだ米にだし汁、塩、酒を入れて分量分の水を加える
③昆布と干し芋を入れて炊く
④お好みでゴマ塩を振るう
2. 干し芋アイス
砂糖、乳製品、卵不使用のマクロビアイスです。素朴な甘さとなめらかな口当たりが美味しいです。
材料(3人分)
干し芋 130g
アーモンドミルク 400ml
練白ゴマ 大2
はちみつ 大2
しょうゆ 小⅛
黒ゴマ 適量
作り方
①干し芋は細かく刻んで、アーモンドミルクに1時間くらい浸して柔らかくする②黒ゴマ以外の材料をミキサーでかくはんする
③密閉袋に入れて冷凍庫で凍らす。都度もみこむ。
④好みで黒ゴマをトッピング
賢く干し芋を使って体に優しい食習慣を
干し芋を地味だったり田舎くさい食べ物と感じる方も多いのではないでしょうか。
かく言うわたしもその一人でしたが、食べてみて干し芋の素朴な味わいが大好きになりました。
少量でも満足感がありますし、食物繊維も豊富なのでとてもおすすめです。
また、原材料がさつまいものみなものが多いので食品添加物の摂取を控えたい育ち盛りのお子様のおやつにも適しています。
温めるだけでより自分好みに美味しくいただけますし、飽きたらアレンジすればまたひと味違ったおやつになります。
干し芋を賢く使って、お子様のために体に優しいおやつを作ってみてはいかがでしょうか。