突然ですが、「みつろうラップ」をご存じですか?
身近なエシカルとして、エコバッグやマイバッグを持参してビニール袋をもらわない生活もだんだん浸透してきました。
そしておうちでできるエシカルとして、いま大注目なのが「みつろうラップ」です。
よく使われている樹脂フィルムの食品用ラップに比べ、脱プラでサスティナブルなラップなのです。
みつろうラップとは?
みつろうラップはその名の通り、ミツロウ(蜜蝋)で作られたラップのこと。布にミツロウや植物性オイルなどを染み込ませて作ります。つまり、100%天然成分でできています。
放っておくと固くなりますが、手の温度でやわらかくなり、食品を包むことができます。
みつろうラップが得意なのは、「食材の保存」です。ミツロウには抗菌、腐食防止作用が含まれているので、食材をより自然な状態で保存することができます。使いかけの野菜や果物、パンを包んで保管したり、サンドイッチやおむすびなどを包むのにもおすすめです。
反対に、苦手なのは温められること。熱を加えると溶けてしまうので、熱々のものや電子レンジには使うことができません。
得意・不得意を把握していれば、とっても重宝するアイテムです!
みつろうラップがエシカルでサスティナブルな2つの理由
それでは、なぜみつろうラップがエシカルでサスティナブルなのか。
その理由を2つご紹介します。
①繰り返し使える
まず第一に、みつろうラップは繰り返し使うことができます。
お手入れは簡単。冷水で丁寧に洗って自然乾燥するのみ!だいたい半年から一年くらいもつので、ゴミを出さずに長く使うことができます。
半年から一年間の間、樹脂フィルムの食品用ラップをずっと使うことと比べたら、、
みつろうラップはかなりのポテンシャルを秘めていると思いませんか?
②着なくなった服を再利用できる
前述の通り、みつろうラップはミツロウ・植物性オイルと布でできています。誰でも簡単に作ることができるので、そのときに好みに合わせて使う布を自由に選べば、好きな柄のオリジナルみつろうラップの完成です。
熱に弱くない綿100%などの素材であれば、着なくなった服の端切れを活用できるので、リサイクルできてエコなのが嬉しいポイントですね。
開催間近!style tableではワークショップを開催
そんなみつろうラップの手作り体験ができるワークショップが、4月24日(土)にstyle table各店舗で開催されます。
自分で作ったものなら、愛着もわいてさらに使いたくなること間違いなしです!横澤夏子さんも絶賛のみつろうラップづくりをぜひ体験してみませんか?
自分にもできる「エシカル」を見つけていこう
「脱プラ(脱プラスチック)」「エシカル消費」なんて言われますが、生活に染み付いたものを変えていくのはなかなか難しいものです。
それでもサスティナブルな社会のため、これからの地球のために、私達ひとりひとりができることに取り組んでいくことはとても大切です。
みつろうラップを使うことは、誰にでも簡単にできる「エシカル」のひとつではないでしょうか?
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