フットサルとサッカーの違いをまとめてみました【入門編】

フットサル サッカー 違い まとめ

突然ですが、みなさんフットサルとサッカーの違いはご存知ですか?

「フットサル」は社会人になってからはじめる方も多い人気のスポーツです。手軽にはじめられ、運動不足の解消や新しい仲間を作る場などメリットがたくさんあります。フットサルの魅力については記事下の関連記事の欄でご紹介していますので、ご覧ください。

一方、「サッカー」はというと、先日2月1日に、アジアでサッカーナンバー1の国を決める「AFCアジアカップ2019」の決勝が行われ、日本代表は惜しくもカタール代表に負けて準優勝となりました。あの悔しい結果が記憶に残っている方も多いかと思います。

そんなフットサルとサッカーとの違いを2編に分けてまとめてみました。入門編では、まずフットサルをやってみたい方向けに、フットサルがどんなルールでどんなプレースタイルなのかをまとめています。本格編では、もっと高いレベルでやりたい方、チームを組んで試合に出たい方、プロのフットサルの試合を楽しみたい方など、本格的にやりたい・観たい方向けに書いています。

どちらも、より身近なサッカーと比較していますので、違いがわかりやすくなっていると思います。


違いの多さにびっくり?!初心者が知っておきたいフットサルとサッカーが違う6つのポイント

1. フットサルコートの広さはサッカーコートの1/8

まずはコートの大きさから見ていきましょう。サッカーのコートが長さ100〜110m、幅64〜74mとなっています。よくサッカーの試合を観ているとスタジアムでの場合、コートの外側には陸上競技のトラックがあります。トラックの直線の部分が100mなので、かなり広いですね。

一方、フットサルのコートは基本的に長さ38〜42m、幅18〜22mです。広さにするとサッカーコートの1/8であり、近いものでいうとバスケットボールよりもひと回り大きいイメージです。サッカーコートと比べるとかなり小さいですよね。

フットサルの魅力の一つが、コートが狭いから活きる、チーム力と個人のテクニックなのです。サッカーのようにコートが広くないので、足が早いからといって有利になることはサッカーほど多くはありません。チームのみんなで動いてパスをどんどん回していくことで、如何に相手ゴールに迫っていけるかが勝負の決め手であり、フットサルの醍醐味です。

2. サッカーのプレイ人数は11人、フットサルは5人

次にメンバーの人数についてです。同時に出場できる人数は、サッカーが11人なのに対してフットサルはたった5人です。この人数にはキーパーの役割をするメンバーも含まれています。なので、フットサルではコートで動き回るのはたった4人しかいません。

そして選手の交代についてですが、サッカーでは基本3人までです(大会の種類や規模によって変わることがあります)。一方、フットサルでは7人まで交代することができ、しかも試合中にプレーを止めずに自由に交代することができます。疲れたらすぐ交代して、回復したらまた交代することも可能です。

3. 小さく弾みづらいフットサル用のボール

ボールについてですが、一見全く同じようなボールに見えますが、実際に触れてみると違いがわかります。フットサル用のボールは、ひと回り小さく小学生サッカー用の4号球と同じくらいの大きさです。しかし、大きく違うのは、はずみ方です。フットサル専用のボールははずみにくくなっており「ローバウンドボール」と呼ばれています。これはコートが狭くても扱いやすいように、あまりはずまないようにされているようです。

4. サッカーよりも短いプレー時間

プレー時間はサッカーは前半と後半がそれぞれ45分ずつです。一方のフットサルでは前半後半が20分ずつあり、バスケットボールのようにボールがコートの外に出ると時計が止まります。なので、ボールがコートの外に出ても時計が動いているサッカーのような“アディショナルタイム(追加時間)”はフットサルにはありません。また、フットサルではタイムアウトを前後半で一回ずつとることもできます。

5. 全員で攻めて全員で守るプレースタイル

前述の通り、サッカーと比べてコートが狭いのでプレースタイルも変わってきます。サッカーでは基本的に攻撃(FW)、中盤(MF)、守備(DF)と役割が決まっており、広いコート場でのポジション・位置が決まっています。

しかし、フットサルはコートが狭いこともあり基本的にはポジションの差はほとんどありません。詳しくいうと攻撃側(フィボ)、サイド(ウイング)、守備側(フィクソ)とありますが、基本は全員で攻めて全員で守るので、フットサルはじめたての方はあまり気にせずにまずは思いっきりプレーすることをおすすめします。

6. コート外にボールが出た時はキックイン

最後に、ボールがコートの外に出た際の再開方法(リスタート)についてです。サッカーではボールを手に取り、頭の上から投げる「スローイン」で行いますが、フットサルでは「キックイン」といいコートのライン上にボールを置いてそのままボールを蹴って再開します。細かく説明すると長くなってしまいますので、ここでは割愛しますが、イメージはサッカーの“コーナーキック”のような感じです。投げずに蹴って再開します。

似てるけど違う。だからこそオモシロイ!

意外と違いがありますよね!
ご紹介したように、同じようなスポーツのように見える両者ですが、けっこう違いが多いんです。このような違いの多さから、社会人になってから本気ではじめた方が、サッカー経験者の方に勝ってしまうと言った話も聞いたことがあります。

ですので、フットサルの経験がない方でもこういった基本的なルールを知っていれば、きっとスムーズに溶け込めると思います。
ルールを知って、正しく楽しみましょう!

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