時間がある今こそ観たいアニメ3選

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リアルな今を豊かにするアニメ
何歳までアニメを観ていたでしょうか。ドラゴンボール、ポケモン、デジモン、おジャ魔女ドレミ…

年齢を重ねるにつれてみる機会の減るように思われるアニメ。ちょっと現実世界とはかけ離れているし、子供が見るものでしょと思えなくもない。

ただ、そんな現実ではないからこその自由な発想で設定された世界観があります。今を豊かにするヒントを提供できることもアニメの価値で、考えがある種固まりつつある大人にこそ観るべき価値があるのかもしれません。

覚えている方もそうでない方にも必見。普段アニメを観る方にも、観ない方にもおすすめな「人生を充実させたくなること間違いなしの大人アニメ3選」です。

時間がある今こそ観たい:人生を充実させたくなる洋画3選
時間がある今こそ観たい、人生を充実させたくなる邦画3選

アニメと軽視することなかれ。最近刺激が足りない、変わり映えのない日々に閉鎖感がある、何か一歩踏み出すきっかけがほしい。そんな方にもおすすめです。

待ってられない未来がある『時をかける少女』

【あらすじ】

高校2年生の紺野真琴は、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなり、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。

彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいく。

自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、男友達の間宮千昭や津田功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり・・・。何気ない日常を思う存分満喫するのだった。

何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。そんな楽しい毎日が続くはずだった。千昭が真琴に「俺とつきあえば?」と告げるまでは。Time waits for no one.(時は人を待たない)。

「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった・・・。

時をかける少女公式サイト

【ポイント】人生はやり直しがきかないからこそ本気になれる

高校時代と社会人の今とでは体感時間の流れが違うことを感じる方も多いはず。何度でも人生がやり直せてしまうチャンスを貰えたとしたら。正直こんなにイージーなゲーム(人生)はないかもしれません。一方で、一発真剣勝負でやり直しが効かないからこそ、本気で勉強や部活に打ち込めたあの日もあったのでは。奥華子さんの透き通るような切ない歌声に乗せて、自分の青春時代に重ねて見返すもよし、生きる熱量を上げてくれる一作です。

ライトノベルを超えた存在『ソードアート・オンライン(SAO)』

【あらすじ】

2022年。人類は完全なる仮想現実の世界を実現した。VRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの一人である主人公キリト。SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターより恐ろしい託宣を聞かされることになる。

それはゲームクリアが唯一の現実世界の脱出方法で、ゲーム内でのゲームオーバーは現実世界での死を意味すること。

それがこのゲームの恐るべき全貌だった。

キリトは、いち早くこのMMOの“事実”を受け入れ、パーティーを組まないソロプレイヤーとして終わりの見えない死闘に身を投じていく…。

ソードアートオンライン公式サイト

【ポイント】死と隣り合わせだから輝く今がある

単なるゲームが現実世界よりシビアなリアルになるときがある。一つのミス、一つのボタンのかけ違いで自分や仲間が死んでしまう可能性と隣り合わせの世界。リアルな世界でそんな事象は発生しませんが、そんな条件下の仮想世界だからこそ必死に生きようともがく様が印象的な作品です。ライトノベルと侮るなかれ。私たちの世界にもVRの普及が広まっていますが、その近未来を想像し楽しめる一本でもあります。

飛ぶ人生を選ぶ男の美学『紅の豚』

【あらすじ】

カッコイイとは、こういうことさ。1920年代、アドリア海。それはけっして「古き良き時代」などではなく、食い詰めた飛行機乗りは空賊となって暴れ回り、彼らを相手に賞金稼ぎは功を競った。その中に、賞金稼ぎとして最も名を上げていた一匹の豚、ポルコ・ロッソ=紅の豚がいた。ポルコをとりまく女性たち、空賊との戦い、宿命のライバル、そして全編を彩る空を飛ぶロマン。―そして、善人も悪党も、みな人生を楽しんでいる―宮崎駿が愛する大空を舞台に描く、一大航空活劇!

紅の豚(Disney Blu-ray&Digital)

【ポイント】中身で勝負する

なぜ主人公だけが豚なのか。息詰まる空中戦のシーンが印象に残る不朽の名作とも言える本作品も解釈できる自由な幅が広い作品でもあります。明確な回答のないまま終わる場面も多数ありますが、終始肩肘は張らず自分の生き方を貫き通す姿勢が思い出に残る映画です。宮崎駿監督が自身を投影した姿に、自分を投影させてみるのも一つの見方かもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。映像を通じて人生をも振り返る名作アニメ編。

時に一息つく中でみえてくるものもあるかもしれません。休日のお供に。

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