初心者でも安心して楽しめる!行きつけのバーのみつけかた

バー 初心者 



行きつけのバーがある大人に憧れて

雰囲気のいいバーで、「マスター、いつものを」「わかりました」といかにも常連らしく話していると、隣に座った素敵な異性がニコリと笑って、スマートな会話が始まる……。

まだ学生の頃、テレビドラマで見た大人の夜の過ごし方といえば、そんな雰囲気でした。

実際に自分が大人になってみると、バーは少し敷居を高く感じてしまって、そもそもほとんど入ったことがない。一人で入る勇気はない。でも、チャレンジはしてみたい!

今回はそんな方に、初心者でも安心して楽しむことができる、行きつけのバーの見つけ方をお伝えしていきます。



バーといっても種類はいろいろ

いわゆる「バー」と呼ばれるお店にも、さまざまな種類があります。それぞれ特色もあり、自分に合うかどうか、実際に行って確かめるといいでしょう。



スタンディングバー

近年増えているのがこちら。よくイメージされる「バー」とは異なり、基本的に立って飲むのがメインで、椅子はごくわずか。比較的カジュアルな雰囲気であることが多いため、軽く1杯飲むにもコスパが良く、出会いを目的として行く人もいます。そのため、気軽に行ってみて雰囲気が合うかどうかをチェックしてみるといいかもしれません。



カフェバー

昼はカフェ、夜はバーになっています。一般的に、食事もしっかり提供されることが多く、バーとしてお酒を飲むだけではなく、夜カフェを楽しむこともできます。カフェも兼用なので、道路に面していたり、入り口から中が見えたりして入りやすい雰囲気であることが多いです。



アミューズメントバー

ダーツバー、ビリヤードバー、音楽バーなど、お酒を飲むことに加えて何かしらのアミューズメントを楽しむための場所です。お酒だけを飲んでももちろんOKですし、一緒にアミューズメントが楽しめるので、誰かと一緒に行って仲良くなったり、共通の趣味から友人が増えたりします。



ホテルバー

ホテルに併設されているバーです。ホテルの宿泊客や、そのホテルに応じた客層になるため、良質なホテルにあるバーであれば安心感があります。また、ドレスコード等もなく、基本的に入店を断られることは少ないため、オーセンティックバーに比べて敷居はそこまで高くないでしょう。



オーセンティックバー

「バー」といって一般的にイメージされやすいのがオーセンティックバーです。比較的静かなことが多く、技術の高いバーテンダーがおり、お酒を楽しむための場になっています。カクテルの種類も豊富だったり、さまざまなウィスキーが置いてあったりと、バーによって特色もさまざま。ドレスコードがある場合もあるので、カジュアルすぎると入店を断られてしまう場合もあるので要注意。ただ、大人の雰囲気を存分に味わえるので、本格的なバーを楽しみたい方はぜひ挑戦してみたいですね。



初心者がやりがちな3つのミス

では実際に、初めてバーに行く際にどんな点に気をつけると良いのでしょうか?まずは、初心者がバーに行く際にやってしまいがちなミスを知って対策していきましょう。



そもそも入れない

バーによってはドレスコードがある場合があります。特に、雰囲気の良いオーセンティックバーでは、入店を断られることも。せっかく店まで行ったのに入れないとショックですよね。

とくに注意すべきは靴です。男女ともに、カジュアルすぎるサンダルはNGな場合が多いです。スニーカーは場合によりますが、女性は避けた方が無難で、ヒールのある靴がベター。服装でいえば、男性はTシャツに短パン、というようなラフな格好も断られやすいです。男女ともに「デートでいい店に行く時に着る服」くらいをイメージすれば安心です。



ご飯が食べられない

バーの場合、基本的に「お酒を楽しむための場」になっているため、食事メニューがかなり少ないこともあります。やはり、食事やパーティーの後の「あと一杯」に使うシチュエーションが多いのではないでしょうか。

もし、前の予定がなくバーに行く際には、事前に食事を取っていくと安心です。また、カフェバーでは食事メニューも豊富な場合が多いので、食事もお酒も楽しみたい方におすすめです。



緊張して飲みすぎる

初めて行く場所では緊張してしまうもの。お酒の席だとなおさらやってしまいがちなのが、飲みすぎることです。緊張していると、気が張って酔っている度合いがわからなくなったり、会話の間をうめようとしてついつい飲み物に走ってしまうことも。そうなると、バーで飲めるカクテルには、飲みやすいけれどアルコール度数が高いものもあるので、気づけばかなり酔ってしまうこともあるので注意が必要です。

デートで酔いすぎて記憶がない……なんてことになってしまうと恥ずかしいので、気をつけましょう。



行きつけを作るには、みんなが楽しめること

初めてバーに行く際に対策すべき点がわかったところで、では実際に「行きつけ」のお店にするにはどうすればいいのでしょうか?

大事なことは、自分も店員さんも、一緒に過ごすお客さんも楽しめること。自分がお店に行って楽しく、店員さんも喜んで、周りのお客さんも楽しめるようになれば一番ですよね。そのために気をつけるといいポイントをお伝えします。



どんなふうに過ごしたいか伝える

まずは店員さんに、「自分はどんなふうに過ごしたいのか」を伝えておくのがベストです。店員さんも、初めて来店するお客様に対しては、どういう提案をすれば喜んでいただけるのかを考えています。あまり話さずゆっくり過ごしたいのか、バーテンダーと話したいのか、周囲のお客さんとも仲良くなりたいのか、など自分の希望を伝えれば、店員さんも要望に応えやすくなります。

会話のパスを投げてもらえたりなど、過ごしやすくなるようサポートしてくれるかもしれません。



人が楽しんでいるのを邪魔しない

自分が「こういうふうに過ごしたい」という希望があるように、他のお客さんにもそれぞれのバーでの過ごし方があります。静かに1人で飲みたい人にうるさく話しかけたり、バーテンダーと話したい人の会話に割り込んだりするのはスマートではありません。それぞれの楽しみ方を尊重して過ごせるといいですね。



人に迷惑をかけずに楽しむ

自分が楽しいからといって、他の人に迷惑をかけるのはいただけません。楽しくなって静かな店内で大騒ぎしたり、迷惑な絡み方をしてしまうと、自分が楽しくても周りが楽しくありません。節度をもって、周りに迷惑をかけない程度に大人の楽しみ方をしましょう。



実際に行ってみれば、初めてでも大丈夫!

バーの種類から、行く際に気をつけること、行きつけにするためのポイントをお伝えしてきましたが、やはり大事なことは、実際に足を運ぶこと!行ってみて初めて雰囲気もわかりますし、自分の過ごし方に合うかどうかもわかるものです。

一見さんお断りのお店もなくはないですが、店員さんの側からすれば、初めて来てくれたお客さんは基本的に大歓迎ですし、行きつけにしてお店を気に入ってくれることは、嬉しくないはずがありません。

気持ちの良い時間が長く過ごせるバーに出会い、気持ちがリフレッシュできる贅沢な時間を楽しんでください。

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