お酒が弱くても大丈夫!バーでおしゃれで気軽に楽しめるカクテル10選

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お酒が弱いと、バーに行くのはハードルが高い? 

お酒はあまり強くない、でもおしゃれなバーにも行ってみたい、できればデートでスマートにバーで過ごしたい……!

そんな時に、サラッと頼めるカクテルを知っていればと思ったことはありませんか?

筆者もその1人で、見た目がカワイイから大丈夫かな?と思って頼んでみると、すごく度数の強いお酒で全部飲みきれなかったり。どのカクテルなら飲みやすいのかわからず注文までに時間がかかり、雰囲気をを損なうのかなと思ったり……。

今回は、そんな失敗をしたくない方向けに、お酒が弱くても気軽に楽しめて、スマートに頼めるカクテルメニューをご紹介します。

お酒選びのポイント

カクテルを選ぶ際に、よくあるのが「カタカナ・英語のカクテル名だけ書いてあって、どんなものかわからない……」という悩み。

何と何を混ぜているのか?それが強いのか弱いのか?カクテル初心者にはなかなか判断が難しいものです。そんな方向けに、自分に合ったカクテルを見分けるコツをお伝えします。

味の好みに合わせて選ぶ

まずは自分の味の好みから考えましょう。甘い方が好きなのか、苦手なのかはもちろんですし、炭酸が入っている方が好きなのか、あまり得意ではないのかも、注文前に知っておくことが重要です。バーテンダーに好みを伝えれば、おすすめを教えてくれるでしょう。

ショート・カクテル or ロング・カクテル

アルコール度数が高いお酒かどうかを見分ける簡単なポイントが1つあります。それは、そのお酒を飲むグラスの大きさ。

基本的に、度数の高いお酒は少量を楽しむもの。そのため、一般的に「カクテル」と聞くと想像するような、逆三角形型に足がついたカクテルグラスに入って出てくるものは「ショート・カクテル」と呼ばれ、アルコール度数は15〜30度くらいのものが多くなっています。

一方で、普通のジュースを飲むような縦長のグラスに入って出てくるものは「ロング・カクテル」と呼ばれ、アルコール度数は15度以下のものが多く、ゆっくり飲むことができるようになっています。(ただし、ロングアイランドアイスティーのような、ロング・カクテルなのに非常に強いお酒だったり、シンデレラのようにショート・カクテルなのにノンアルだったりと例外もあります。)

ベースのお酒が弱めのものを

続いて強さを見分けるポイントとしては、ベースになるお酒です。

例えば、テキーラやウォッカ、ウィスキーが使われている場合は基本的にアルコール度数が高いものが多め。ジンやラムはカクテルの種類によっては弱いものもありますが、飲みやすさに油断するとかなり高い度数のものもあります。

お酒が弱い方におすすめなのは、カシスやピーチ、ライチなどリキュールベースのものと、ビールベースのもの。基本的にアルコール度数10度以下のものが多いため、比較的安心して飲むことができます。

ちなみに、先ほど出ていた「ロングアイランドアイスティー」は、紅茶を1滴も使っていないのに紅茶の味がする、という不思議で飲みやすい味のカクテルです。ただし、ラム、ウォッカ、テキーラ、ジン、グランマニエという、度数の高いお酒ばかりがベースに使われています。、ロング・カクテルにも関わらずアルコール度数25度のため、お酒の弱い方は気をつけてくださいね。

度数弱めの飲みやすいカクテル10選

では、見分け方のポイントをつかんだところで、具体的にどんな種類のカクテルがあるのか、特徴別に見ていきましょう。

甘めのカクテル

ダージリンクーラー

紅茶のリキュールとフランボワーズのリキュールに、レモン汁とジンジャーエールを入れて作ります。紅茶が爽やかで、フランボワーズの香りもあいまって飲みやすく仕上がっています。

モンキーミックス

名前に「モンキー」とつく通り、バナナリキュールにオレンジジュースとトニックウォーターを加えており、しっかりと甘い味わいが特徴です。

アメリカン・レモネード

赤ワイン+レモネードで作った、赤・透明の2層に分かれた見た目が綺麗なカクテル。レモネードを作っておき、上からそっと赤ワインを注ぐことで2層になるそうです。甘酸っぱい味わいが特徴です。

あまり甘くないカクテル

スプモーニ

カンパリというビター系のリキュールに、グレープフルーツジュースとトニックウォーターを加えて作ります。爽やかなグレープフルーツの味わいに、カンパリの苦味がアクセントになっており、さっぱりと飲むことができます。

チャイナブルー

爽やかな水色が特徴的なカクテル。ライチリキュールに、ブルーキュラソー、グレープフルーツジュースとトニックウォーターで作ります。ちなみにチャイナブルーの「チャイナ」は「中国」ではなく「陶磁器」のことだそうです。

ノンアルコールのカクテルも、意外とあるんです

シンデレラ

オレンジ、レモン、パイナップルのジュースを混ぜた、カクテルグラスで出てくる正真正銘のノンアルコールカクテル。おしゃれなミックスジュースですが、バーで頼めば慣れている感じを出せるかもしれません。

サマー・デ・ライト

その名の通り、夏の雰囲気を感じる爽やかなノンアルコールカクテル。ライムジュースと、グレナデンシロップ・炭酸水でつくります。グレナデンシロップとは、ザグロで作るノンアルコールの赤いシロップ。ロンググラスで出されるので、ゆっくり味わえます。

シャーリー・テンプル

グレナデンシロップ、ジンジャーエール、最後にレモンを加えて作る甘いノンアルコールカクテルです。ちなみに「シャーリー・テンプル」はアメリカの女優の名前です。アメリカで1930年代に禁酒法が廃止され、家族づれでお酒が飲めるようになってから、子供達も飲めるようにとこのカクテルが作られたとか。

サラトガクーラー

ライムジュースとシロップ、ジンジャーエールで作り、最後にカットライムを添えるのが定番。甘くないノンアルコールカクテルなので、甘いものが苦手な方にもおすすめ。ちなみに「サラトガ」はアメリカ・ニューヨーク州に存在する町の名前です。

コンクラーベ

ミルク系の甘いノンアルコールカクテル。オレンジジュースと牛乳、ラズベリーシロップを加えてシェイクし、最後にスライスオレンジを飾ります。「コンクラーベ」という名前はカトリック教会で教皇を選出する選挙のことですが、カクテルとの関係性は不明です。

お酒があまり強くなくても、バーは楽しめる!

「バーに行っているのにお酒を飲まないなんて…」と言われそうだと思って敬遠しがちですが、実際のところそんなことはありません。バーテンダーの友人に聞いた話では、アルコールが飲めなくても、雰囲気やサービスが好きで訪れてもらえることはとても嬉しいそう。

今回ご紹介したようなカクテルはもちろん、相談すればノンアルでも弱めでも、おすすめカクテルや美味しいオリジナルカクテルを作ってもらえるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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