iPhone、Android端末などのスマートフォンの個人所有率は60%(※1)であり、3人に2人が所有する時代になりました。今やスマートフォンは人々の生活の一部として、また仕事のツールとしてなくてはならない存在になっています。
そんなスマートフォンを使いこなす現代では、画面が割れてしまわないように保護することはとても大切です。
保護フィルムをはじめ、スマートフォンの液晶画面を守る方法はさまざまあります。今回は最近流行りのガラスコーティングによる画面保護についてみていきましょう。
< 目次 >
● 防弾ガラスの技術をもとに作られたガラスコーティングとは ● ガラスコーティングがオススメの理由 ・ 防弾ガラス並みの硬度 ・ キレイな画面を維持し、はっ水・抗菌効果を発揮 ・ セルフコーティングが可能で、手順がカンタン ● ガラスコーティングでサスティナブルな社会に貢献
防弾ガラスの技術をもとに作られたガラスコーティングとは

防弾ガラスはガラスとポリカーボネートなどのプラスチック素材を張り合わせて作られます。この技術を応用して、専用の溶剤をスマホ画面に塗って薄い膜のコーティングを施して、強化ガラス状態にするのが「ガラスコーティング」なのです。
車のコーティングや時計などにも応用されており、染み込まない素材であればコーティングすることができます。
そんなガラスコーティングにはどんなメリットがあるのでしょうか。ガラスコーティングがおススメの理由をみていきましょう。
ガラスコーティングがオススメの理由
ガラスコーティングをすると、スマートフォンの使い心地が変わってきます。
防弾ガラス並みの硬度

ガラスコーティングを施工することで、画面に約9Hほどの硬度の強化ガラスができます。
この硬度の尺度は、鉛筆の硬さを基準にされており、9Hはナイフでの傷がつかないほどの硬さを表すと言われています。(注釈:100%防げるわけではなく、傷のつけ方によっては傷がつく可能性があります)
スマートフォンを画面から地面に落としてしまっても傷一つつかないので、安心して利用できますね。
キレイな画面を維持し、はっ水・抗菌効果を発揮

ガラスで作られている画面にはナノレベルの小さな凹凸があります。そのため、その凹凸にゴミや皮脂などが入ることで画面が汚れてしまっているので、完全に汚れを拭き取ることは難しいのです。
しかし、ガラスコーティングをすると、コーティング溶剤が画面上のナノレベルの凹凸に入り、平面状の強化ガラス状態にしていきます。そうすることで、キレイな画面になるのです。
さらに、コーティング剤の成分によって、通常の画面よりも指ざわりが良くなめらかで、「はっ水・抗菌効果」のある画面になります。
また、指紋がつきづらくなり、ついた指紋もコーティング剤の成分によって簡単にふき取ることができます。これは嬉しいですね。
セルフコーティングが可能で、手順がカンタン

保護フィルムを貼る作業は「気泡が入らないように」「真っ直ぐ、正確な位置に貼らないと…」などと、手先が器用でない人にとっては避けたい手順ですよね。人によっては、家電量販店などでフィルムを貼ってくれるサービスを利用する方もいるでしょう。
しかし、ガラスコーティングの場合は溶剤を塗るだけのカンタンな手順で済ませることができます。作業時間も約20分なので忙しい方にとってもオススメです。
ガラスコーティングでサスティナブルな社会に貢献

ガラスコーティングについての概要とオススメの理由を書きましたが、「サスティナブルな社会」という観点でもオススメです。
保護フィルムが機能しなくなる度に新しく購入していると、プラスチックを含むさまざまなゴミが発生します。一方、ガラスコーティングは一度施工すると3年間は続くと言われており、ゴミの発生が保護フィルムよりも少ないのです。
脱プラは現代のトレンドになっていますし、保護フィルムに代わる新しい画面保護のツールとしてガラスコーティングを試してみてはいかがでしょうか。
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